告白〜taka1
ちゅんちゅんと、スズメが鳴いている。
巷で噂の朝チュンではなく、ただ目覚めただけだ。勘違いするなよ?
昨日は色々(作者とか作者とか作者とか)あったせいでよく眠れた。
作者(ん?呼んだ?)
帰れ。そしてはよ書け。
作者(寝ていい?)
ダメに決まってんだろ。
作者(というかこれ小説として成り立ってらのかな)
どういう事だ作者よ。
作者(普通作者は作品内に出てこない)
パスワードにも作者出てきてだろ?
作者(あれは別枠カウント)
何故だ。
作者(作者もキャラ的な感じで登場してるから)
なるほど。というか僕は作者を元にして作られてる部分が多いからこれクローンと喋ってるのとさほど変わんないんだよな。
作者(おっと、そろそろ帰らなきゃいけないみたいだ。また来るよ)
二度と来るな。
目覚めてすぐに、月夜からメールが来た。何故か差出人が愛しの嫁に変わっていたが。
「読君、今日中よ、今・日・中」
「分かってるよ」
昨日の罰(文字数を予定より多くした)として、今日中に告白しなければならない。
と、言うわけで頑張ろうと思う。
taka1投稿中
僕と水上は家の方向が違うので、ちょっと遠回りになるが、とりあえず行ってみよう。
いつもより30分早く家を出たため、留美が頭痛を引き起こしたが、無事にたどり着いた。
夜は雨だったからか、植えられた植物から水がつやつやと垂れ下がっている。
「あれ?読君?どうしたの?」
水上が来た。
「あぁ、ちょっとな……」
自然と学校へと向かうのだが、なかなかに言い出せない。
頭の中でめいっぱいシュミレーションをし、いざ。
「あ〜あの、水か……
近くを、トラックが通った。そのタイヤが水たまりへと直撃し、あたりに水をまき散らした。
「わっ」
それが水上へとあたり、水上は水浸しである。
制服が濡れている。
アニメとかで見たことあるかな?制服が水で濡れると透けて下着が見えるあれ。
それが今の状況だった。
水上はブレザーを着ていなかったので、僕のを貸す。
もうすでに水上の家より学校の方が近いので、急ぎ足になる。
それで、告白なんて考える暇はなかった。
taka1失敗
らしくないサブタイ




