愚かにも、僕は。7
月夜ちゃんと、目を見合わせた。
水上さん、一つ、解決策があるわーー
視線で言葉を交わし、行動に起こす。
それは、認める事私達その形を望んだと言えば、誰も文句なんて言えないわーーそのかわり、白い目で見られるでしょうけど。
「先生」
私に視線が集まる。
「全部、本当の事です」
その場にいる月夜ちゃん以外は、誰も理解出来ないことだっただろう。
「私達は全員早見読と肉体関係があります」
その言葉で、羽衣ちゃんと奈々美ちゃんは理解したようだ。
「ですが、これは私達が望んだことなので、何も問題はないと思います」
続けたこの言葉で、全員が理解した。
「まるで読君ね」
ひとまず私達は教室へ戻る事になった。
「え?何が?」
月夜ちゃんの言葉の意図が分からず、聞き返す。
「おかしな解決策なのにちゃんと解決出来るってところが」
少し吹き出す。なるほどたしかに似ている。
「まだ、解決してないけどね」
さあ、もうすぐ教室である。2時間目の最中というこ ともあってか、扉がやけに重く感じる。
カラカラと、扉を開く。
予想はしていたが、相当な注目を浴びる。
その視線の多くは、好奇心や蔑みなど、決して私達の味方ではない視線だ。
でも、気にすることはない。
少なくていい。信じれる人と、好きな人がいれば、それだけで。
この世界は、輝いて見えるから。
なんだか青春ものっぽいなー。まあこっからもう少し鬱りますので、ご安心を。




