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番外編。文芸部が出来たから。3

 学校に行き、本を読み、帰宅する。

 そんな生活送る日々。今までと、なんら変わらない日常。

 月夜は部活には来ているが、以前のようなスキンシップは無い。

 会話も、その部室にはなかった。その均衡を破ったのは、以外な人物だった。


「よーみ!かーえろ!」

 バカっぽい顔と声とセリフ。羽衣(バカ)だ。

「羽衣って書いてぼかって読むなし!」

 なんで僕の周りの女子は事あるごとにパンジー化していっているのだろうか。

 月夜はキャラ被ってるからいいとしても、羽衣はどうかなぁと、考えていた。ふと後ろを向くと、鬼の形相でこちらを睨んでいる美少女がいた。こえぇよ。後怖い。そして二人の間にある結構な距離に火花が散らされていった。

「残念ね、読君は先程私と帰ると約束したところよ」

 完全に嘘だ。事実無根だ。

「ダウト。読は誰とも一緒に帰る事はありませんよーだ!」

 どうだっ!とばかりにドヤ顔で言い放つ。

「あら、何故あなたの知っている読君を基準に考えるのかしら?あなたが知らないうちに読はこんなに変わってしまったというのに」

 言ってる事は正しいんだけどな。しかしお前は間違っている。

 そしてこの二人は互いから視線を外し、僕を見る。

 だから、僕は立ち上がり、部室を出た。

 勿論鞄を持って。

 二人はこの行動を予測していなかったようで、追いかけてきたのは数秒後だった。

 だが、もう遅い。3秒あれば、逃げ切れる。こう言う時は僕も走るぜ。もともと足は速いんだ。二人が知らないであろうショートカットルートを通り、家に着く。

 留美は出かけているようで、家には誰もいなかった。

 数分後、ピンポーンと言う音とともに、二人が来たようだが、無視。ガン無視。完全に無視。

 諦めたようで、僕は安心し、読書を始める。

 その日は結局寝落ちして、次の日目が醒めると大量のライン(二人から数千単位で来ていた。)が来ていて、スマホがろくに動かなかったのにはさすがに僕も怒った。

 この事をきっかけに、月夜は羽衣と張合って僕に密着するようになった。邪魔だ。本が読みにくい。

 ちなみにその過程でスマホが二人に押しつぶされたのはさすがに僕も怒った。(2回目)お前らどんだけ人のスマホ痛めつけるんだ。

「動かねぇ…」

 二人とも、お仕置きの時間だぞっ♪

長かった番外編、一応これで終わりで、明日から本編入る予定です。

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