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日本全国鐵輪巡礼 ~駅夫と羅針の珍道中~  作者: 劉白雨
第玖話 羽咋駅 (石川県)
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玖之漆


 気多大社の参拝を済ませた旅寝駅夫と星路羅針の二人は、社務所で御朱印を拝受し、駐車場に止めてあるトゥクトゥクへと戻ってきた。後は、レンタカー屋に戻って返却手続きをするだけである。

 時刻は既に16時半を回っていた。まだまだ陽は高かったが、短かった影が少しずつ伸び始めていた。


 帰りは駅夫の運転だ。

「これで、後はレンタカー屋に戻るだけだけど、どこか寄りたいとこあるか。」

 羅針がトゥクトゥクに乗り込む前に、駅夫へ確認する。

「いや、特にないよ。羽咋市は充分堪能したし。」

 駅夫は満足そうにそう言って、運転席に座ってシートベルトを締めた。

「じゃ、このままレンタカー屋に直行してくれ。」

 羅針も後部座席に座り、シートベルトを締める。

「了解。」

 駅夫は、トゥクトゥクのアクセルを回し、レンタカー屋へ向けて走り出した。


「それにしても、この辺に門前町みたいなのはないんだな。」

 駅夫があたりを見渡しながら呟く。

「普通これだけ大きな神社があれば、商店街とか出来てもおかしくないんだけどな。」

 羅針も不思議に思いながら同意する。


 すぐに、国道に出てきた二人は、レンタカー屋がある羽咋駅の方面へと向かう。

 国道にしては少し道幅の狭い通りは、所々田畑がある住宅街を抜けて行く。二人を乗せたトゥクトゥクは時速40㎞の制限速度で、道路の左端によって走って行くが、その脇を相変わらず、イエローラインを越えて無茶な追い越しをしていく輩がいる。先程のように罵声を浴びせていくような奴はいなかったが、無謀な奴は後を絶たなかった。


「駅夫、無理しなくて良いからな。」

 羅針が後ろで心配そうに言う。

「ああ、あいつらは社会生活が出来ない赤ん坊なんだ、張り合う意味ねえからな。」

 駅夫はそう言って笑う。

「だな。」

 羅針も声を上げて笑った。


 県道の高架を潜り、更に南下していくとやがて、羽咋川と子浦川しおがわを渡る羽咋大橋を抜ける。100mを越える長い橋を過ぎると、先程までとは違って、商店なども散見する市街地へと入ってきた。

 建物も先程までは、敷地の広い旧家が多く見られたが、今は高さのある建物に、敷地ギリギリまで建つ商業地区らしい建物が建ち並んでいた。

 中央町北交差点で左折すると、駅から延びてくるパセオ通りへと入る。レンタカー屋はもう間もなくである。


 危ない思いを何度かしたが、無事レンタカー屋まで戻ることが出来た。

 店の前にトゥクトゥクを停めて、戻ってきたことを店員に伝えると、まずは車体のチェックをして貰う。

「ドライブはいかがでしたか。」

 店員が世間話のようにチェックを始める前に聞いてきた。

「ええ、とても楽しかったです。」

 駅夫が応える。

「どちらへ行かれたんですか。」

「海岸の……」

「千里浜ドライブウェイですね。」

 駅夫が言葉に詰まったので、羅針が助け船を出す。

「そうそう。それと気多大社だよな。」

「そうだよ。」

 駅夫が確認するように聞き、羅針が頷く。

「そうでしたか。千里浜ドライブウェイはいかがでした。」

「とても気持ちよかったですよ。お陰で二往復もしてしまいました。」

 駅夫が応えて、照れ笑いをする。

「二往復もされたんですか。よほど気に入られたんですね。」

 店員は驚いたように言う。

「はい。自動車と違って潮風を直接感じられるのも良かったですね。」

「写真も沢山撮ったしな。」

 駅夫の返事に、羅針も呟くように言う。

「良い写真が撮れましたか。」

「はい。トゥクトゥクと一緒に撮るなんて始めてなんで、撮影自体楽しかったです。」

 今度は羅針が答える。

「それは良かったですね。」

 店員も楽しそうに話を聞いてくれた。


 そんな話をしていたら、店員は既に手際よくチェックを完了していた。砂浜を走ったので、砂をだいぶ被ってはいたが、もちろん傷などはなく、問題ないとチェックが終了した。最後に鍵を返却し、手続きが終わった。


「この後は、宿ですか。」

 店員が聞いてくる。

「いえ、この後海岸に行って夕陽を眺めようと思ってます。」

 羅針が応える。

「えっ、この後海岸に行くのかよ。」

 予定を聞いてなかった駅夫が驚いている。

「そうだよ。夕陽見たいだろ。」

「まあ、見たくないことはないけど。」

 駅夫はしょうがないなという風に、応えた。

 店員は二人の様子を見て、笑みを零していた。

「千里浜の夕陽は綺麗だと評判なので、ぜひ心行くまでご堪能ください。」

「それは楽しみですね。」

 その後暫く店員と旅の思い出を語った。電動バイクを返しに来たお客さんが現れたので、二人は店員にお礼を言って、レンタカー屋を後にした。


 レンタカー屋を後にした二人は、羅針が宣言したとおり、千里浜海岸へと徒歩で向かう。

 パセオ通りを再び国道方面へと歩いて行く。海岸までは、先程千里浜ドライブウェイまでトゥクトゥクで移動した道を行くので、迷うことはない。

 既に大きく陽が傾き始めた住宅街を、二人は黙々と歩いた。日の入りは19時過ぎなので、まだ充分時間はあるが、二人とも気持ちはいていた。


 旧家や新築が混じる住宅街は、良く見ると震災の爪痕も痛々しく残ってはいたが、中からは一家団欒の声も漏れ聞こえ、震災を乗り越えようとする人々の生活を垣間見たような気がした。


 二人は、20分足らずで海岸に到着した。日の入りまではあと1時間程で、羅針は早速三脚を立てて、日の入りの写真を撮る準備を始めた。

「お前三脚なんか持ってたのかよ。重くないのか。」

 駅夫が驚いたように聞く。

「結構軽いよ。トラベル用三脚でカーボン製だからね。持ってみ。」

 羅針が、三脚を駅夫に持たせる。

「何これ。見た目に反してめっちゃ軽いじゃん。」

 駅夫が更に驚く。

「1㎏ちょっとかな。軽いだろ。」

 羅針がドヤ顔で言う。

「ああ。ビックリした。今の三脚はこんなに軽いんだな。親父が持ってた三脚が、ごつくて、ムッチャ重たかったからさ。」

 駅夫が三脚を戻して言う。

「ああ、おじさんが持ってたのは、かなり古いタイプの三脚だからね。鉄製で重量級のカメラにも耐えられる作りだから、かなり重いはずだよ。あれは良い三脚だよ。」

 羅針はそう言いながら、カメラをセットしていく。

「そうなんだ。じゃ、この三脚には親父が使ってたカメラは載らないのか。」

 駅夫が更に聞いてくる。

「載らないことはないけど、ガタつくだろうから、ちゃんと撮れない可能性があるね。」

 試し撮りを何枚かし、設定を調整しながら、羅針が答える。

「へぇ、そうなんだ。三脚なんてどれも同じだと思ってたら、色々あるんだな。」

 駅夫が感心したように言う。

「そうだね。鉄製、アルミ製、カーボン製と素材でも違うし、耐荷重も違うから、重たいカメラを載せる時は、丈夫なヤツが必要だし、この頭の部分を雲台うんだいっていうんだけど、ここの形状によっても使い勝手が変わるから、嵌まってる人は三脚だけで何本も持ってる人がいるよ。」

「マジで。まるで沼だな。」

「そうだよ。カメラは本体だけじゃなくて、レンズ、三脚、バッグ、他にも色んなアクセサリー類もあるし、今はデジタルになって大量に撮れるようになったとはいえ、メモリカードも良い物揃えたら高額だし、それを保存したり、画像処理したりするパソコンやハードディスクまで考えたら、いくらお金があっても足らないね。」

「なんでも、金が掛かるんだな。」

「まあ、俺は素人に毛が生えたようなもんだから、趣味の範囲でしかやってないけど、プロはだしの人なんかは、目が飛び出るような金額をつぎ込んでるらしいよ。」

「マジか。まぁ趣味を極めると、行き着くところまで行く人はいるだろうからな。」

 羅針の話を聞いて、駅夫は溜め息をつくように呟いた。


 二人がそんな話をしていたら、いよいよ陽が沈み始めた。

 徐々に傾いていく陽射しは空を鮮やかなオレンジ色へと染め上げていき、日本海の水平線へ刻一刻と近づいていく。

 千里浜海岸には観光客らしき人たちに混じって、地元のカメラマンたちが、三脚を並べて沈み行く夕陽をカメラに収めていた。

 二人もそれに習って、駅夫はスマホを使って撮影し、羅針は一眼に繋げたレリーズでシャッターを切りながら、同時にモバイルバッテリーに繋いだスマホで動画を撮影していた。


 風は穏やかに吹き、海面が静かに揺らめき、小さな波が海岸に打ち寄せ、沈みゆく太陽の光を反射していた。波に濡れた砂粒は、一粒一粒がまるで宝石のように黄金色の煌めきを放ち、光の芸術作品がそこに現れた。


 陽が傾くにつれ、空の色はオレンジから薄紫へと変わり、空に浮かぶ雲も東の方から徐々にその光を失っていく。

 やがて、太陽が水平線の彼方に消えてしまうと、空は鮮やかなブルーへと変わる。ブルーアワーである。

 徐々に闇が広がる中、穏やかな波の音と、人々の溜め息、そしてシャッター音だけが辺りに響いていた。


「綺麗だったな。」

 駅夫がそう言って溜め息をついた。

「ああ。」

 羅針はあまりの美しさに、言葉もなかった。

「どう、写真は上手く撮れた。」

 駅夫が羅針の一眼に視線をやる。

「多分な。確認してみないことには何とも言えないけど。」

 羅針は、漸く口を開く。

「上手く撮れてると良いな。」

「だな。そろそろ宿に戻るか。遅くなると夕飯食いっぱぐれちゃうからな。」

 羅針が名残惜しそうにしながらも、カメラ機材を片付け始める。

「夕飯は何時までなんだ。」

「ラストオーダーが20時だよ。一応海岸の入り口へ19時半にタクシー呼んであるから。」

「用意周到だな。流石羅針だ。」

「まあな。」

 そんな軽口を叩いているうちに、羅針は片付けを終え、忘れ物がないか指差し確認し、二人はタクシーが待っている海岸入り口へと向かった。


 海岸の入り口には、既にタクシーが待っていて、名前を告げるとドアーを開けてくれた。

 タクシーへ二人が乗り込むと、刻一刻と闇が訪れる街中を、タクシーは宿へと向かって走り出した。

 タクシーはヘッドライトが行き交う国道沿いに走り、5分程であっという間に宿に到着した。辺りはすっかり陽も落ち、空を見上げると綺麗な星空が広がっていた。

「都内では見られない星空だな。」

 駅夫が感慨深げに呟く。

「だな。海岸まで出れば満天の星が見えるかもな。歩いて10分ぐらいだから、飯食ったら、見に行くか?」

 羅針が聞く。

「良いよ。この星空を見られただけで充分だよ。それに、明日はどうせ早いんだろ。今日はもうゆっくりしようぜ。」

 駅夫は半分面倒くさがり、半分羅針を気遣って応える。

「そうだな。明日はまた九州だからな。」

「なんで、俺はとんでもないところを引いたのかなぁ。」

 駅夫は思い出したように、自分が引いたルーレットの結果を呪った。

「反省は後にして、取り敢えず、中に入って飯にしようぜ。ラストオーダー過ぎちゃうからさ。」

 そう言って、二人は宿の中に入り、フロントで部屋の鍵を貰い、そのままレストランへと向かう。


 席に通されると、二人は早速今日お願いしていたメニューをスタッフに確認し、ドリンクバーへとまずは向かう。

 二人ともまずはビールで乾杯をした。駅夫は普通のビールを、羅針は黒ビールを飲む。

「やっぱり、この一杯が良いんだよな。」

 駅夫がグラスを半分程一気に空けると、プハァと息を吐いた。

「確かに、この一杯は最高だよな。」

 羅針もそう言ってグラスを三分の二程空けて、同じようにプハァと息を吐いた。


 今日の料理は昨日の魚づくしだった喉黒会席に、牛肉料理を加えた、ワンランク上の会席料理を頼んだ。

 まずは前菜の酒肴だ。昨日とほぼ変わらない料理が並ぶが、いくつか新顔もいた。

 続いて、昨日同様地魚のお造り盛り合わせが並び、ローストビーフのサラダや喉黒の炙りが出てきた。


 ビールを飲み終わった二人は、次にワインに手を出す。駅夫は白を、羅針は赤を選んだ。一般的に白は魚料理、赤は肉料理に合うと言われているが、今夜は両方出てくるので、二人とも好きな方を注ぐ。


 いよいよメインの喉黒の塩焼きと、国産牛のステーキである。

 喉黒の塩焼きは昨日食べているので、二人ともその美味しさが蘇り、待てないとばかりに一口運ぶ。

「この喉黒はクセになるな。」

 駅夫は唸るように呟く。

「だよな。皆が夢中になるのも分かるよ。これが、一昔前までは能登だけでひっそり食べられてたっていうんだからさ。」

 羅針も駅夫の言葉に大いに頷く。

「それが今や全国区になって、高級魚に格上げだろ。大出世だよな。」

 駅夫が羨むように言う。

「ああ。漁獲高が上がらないせいか、値段はドンドン高騰しているらしいな。」

「でもさ、この喉黒に限らず、どの魚もドンドン値段が上がっててさ、ホント魚を食べるのも容易なもんじゃないよな。」

「捕りすぎなのか、温暖化のせいなのか、それとも別の要因なのか、なんだか侘しい世の中になっていくよな。」


 そんなことを言いながら、二人は国産牛のステーキに手を伸ばす。

「これ、美味いぞ。」

 駅夫が一口食べて、ほっぺたを落とさんばかりの勢いで驚く。

「確かに、これは美味いな。確か能登牛っていったか。生産数が少ないから幻って言われてるんだよな。」

 羅針も一口食べて、握り拳で口を押さえた。

「へぇ。」

「確かオレイン酸の含有量が日本一高いらしくて、肉が柔らかくて、香りが豊かなんだって言ってたな。」

「へぇ。確かに風味もあるし、肉が柔らかいし、蕩けるような美味さはあるよな。」


 二人は飲み物を能登の銘酒に切り替えて、小鉢や汁物、締めの御飯を頂いた。

 そして、最後にデザートの盛り合わせを食べながら、羽咋市での思い出を語り合った。

「明日はどうするんだ。」

 ひととおり思い出を語り合った後、駅夫がデザートのアイスを口に運びながら明日の予定を聞いてきた。

「明日も今日と同じように9時の送迎車で駅に向かって、そのまま諫早まで行くよ。何もなければ18時前には着けるね。もし、羽咋でやり残したことがあれば一本遅らせても構わないけどどうする。」

 羅針が答える。

「いや、良いよ。見てないところは他にもあるだろうけど、そんなこと言い出したら、一年ぐらい滞在しなきゃいけなくなるだろ。後ろ髪引かれるぐらいで丁度良いんだよ。」

 駅夫がらしくないことを言う。

「お前らしくない物言いだな。まさか宇宙人に何か埋め込まれたか。」

 羅針がまたからかう。

「バレてしまっては仕方がないな。お前も拉致しなければな。」

 駅夫が声色を変えて巫山戯るが、堪えきれずに笑い出し、つられて羅針も笑った。


 夕食を終えた二人は一旦部屋に戻って荷物を置き、着替えを持って大浴場へと向かう。

 潮風を浴びた身体の汗を流してさっぱりした二人は、露天風呂の方に行き、美人の湯といわれる琥珀色の湯にしっかりと浸かる。

 空を見上げると、照明が暗く落とされているため、満天の星がよく見える。

「星空はこれで充分だな。」

 駅夫が空を見上げながら呟く。

「まあな。でも、お前にも本当の満天の星を見せてやりてえよ。」

 羅針がそう言って、懐かしそうな表情を浮かべる。

「本当の満天の星って、なんだよそれ。」

 駅夫が羅針を見る。

「大学時代の夏休みに、仲間と連れだって中国旅行した時にさ、金ケチって飛行機じゃなくて船で行ったんだよ。

 で、その船は横浜から出て上海まで、太平洋を3泊4日かけて行くんだけどさ、最初の1日2日は船酔いが酷くて、時々デッキに上がって風に当たるんだけど、夜にデッキに立つとまさにプラネタリウムなんだよ。360度満天の星でさ。星の量も半端ないんだよ。

 夜のデッキに立った瞬間、船のエンジンは唸り声を上げているはずなのに、世界中の音が消えてしまったような錯覚にとらわれたんだ。

 広がるのは視界のどこにも終わりが見えない星の海でさ。まるで天幕からこぼれ落ちて来るんじゃないかと思う程、無数の光が押し寄せてくるんだよ。星の一つ一つが手を伸ばせば届くんじゃないかと思うぐらい近くてさ。

 そうそう、天の川もまさにミルキィウェイという名に相応しく、白く輝いていてさ、あんな美しい天の川を見たのは、あの時だけだったね。

 あれを越える星空に俺はいまだに出会ってないからさ、あの時感じた言葉では言い尽くせないあの感動を、お前にも見せて、味合わせてやりたいなって思ったわけ。」

 羅針は星空を見上げながら、懐かしそうに言う。

「へぇ。それは是非見てみたいな。フェリー旅も一度はしてみたいからな。そうすれば満天の星を見られるだろ。」

 駅夫は羨ましそうに言う。

「ああ。別に中国まで行かなくても、長距離フェリーなら国内で沢山運行してるから、このルーレット旅でも長距離移動の時は利用しても良いかもな。」

 羅針も久々のフェリー旅に思いを馳せた。


 二人は、羅針の中国旅行の話で盛り上がり、のぼせる寸前まで浸かっていた。

 湯船から上がると、夜の風が心地よく、遠くから微かに聞こえる波音が静かに二人を包み込んだ。



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