登場人物紹介(第一部終了時点)
◇幻獣保護施設◆
〇エリン・アズナヴェール(17歳)
主人公。侯爵家の長女。
太陽神の加護を得て、癒しの力を使える。治療する時に、相手の過去を見ることができる。
女神に誓いを立て、幻獣を助ける活動を行っている。
王都には週1で通っているが、拝まれるし、魔導具職人と勘違いされて持てはやされるので、勘弁してほしい。
魔法士ギルドに登録して、現在はEランク。魔法の発動はできないが、相手の魔法を消すのは得意。
パンケーキは聖なる味(レオルド談)。施設にいるメンバーは、エリンがいないと生活がなりたたない(ダメ寄りの)人ばかりなので、もはや大黒柱。
〇クラトス(22歳)
本名クラトス・エヴァ(別名エヴァ博士)
魔法をこの世に生み出した古代の偉人。なぜか現世に存在している。
人嫌いで他人にそっけない。その一方で、幻獣には優しかったり、エリンにだけ激甘だったりする。
世間には公表していない魔法知識を所有していて、魔法チート&世界最強。でも、チートすぎて魔法士ギルドに登録できないので、無資格(違法)。
普段は理性的だが、寝不足が続くとダメになる。寝不足時の言動を覚えていないらしく、次の日「そんなこと言ってない」と言い張る。
〇ディルベル
種族:【カロドラコ(骨竜)】
竜の骨のような姿をした幻獣。人化できる。
20代くらいの美形男になる。角と翼はそのまま。
ミュリエルを探すために施設にいた。彼女を見つけたあとも、何だかんだでお手伝いしている。ミュリエルがいない時は必死だった割には、ミュリエル本人への当たりは雑である。
男性陣の中で一番の常識人&ツッコミ担当。とりあえず、相談事は彼にしておけば安泰。
エリンは俺の聖母様(種族がちがうので恋愛感情にまではいたっていないが、かなり好き)。
〇マーゴ
種族:【ガネライト(翼の生えた猫)】
施設の料理担当。でも、お肉しか調理できない。
寒いのが嫌いだったので、施設に住み着いた。もう家猫から野生には戻れないのにゃ。
生肉ふみふみ、この感触がたまらんのにゃ〜。
狩りの時だけ野性をとり戻す。
〇シルク
種族:【バロープ(小鳥:シマエナガ)】
シマエナガ+風船のような姿をしている。
話せないが声真似が得意で、誰かの台詞をくり返す。
展望台にあるクリスタルと同調していて、依頼が入るとその内容を読み上げてくれる。
〇スゥちゃん
種族:【スキュフラート(リス)】
リスのような姿で、耳がウサギのように長い。
エリンに助けられ、それ以降、懐いている。
お花を凍らせて持ってくるのが好き。
◇王都◆
〇レオルド・エヴァ・エザフォス(17歳)
「エザフォス王国、馬鹿じゃない方の王子とは私のことだ!」
基本的には人格者で、優秀な、スパダリ王子。
エリンに関わることだけ、なぜか知能が下がる。
何だかんだで施設に居座り、エリン以外のメンバーともそれなりに仲良しになっている。
施設の外交、経理担当。ガバガバだった生計を立て直してくれた。やっぱり優秀じゃん。
エリンへのアプローチはいつも華麗にスルーされる。「……エリン? エリーーン!!」
魔法が大好きで、尊敬する人物はエヴァ博士。あれ、ご本人がそのへんに浮いているようだ…(レオルドはまだ気付いていない)
実はエヴァ一族が王族の初代にあたるので、クラトスとは遠縁にあたる。
〇ミュリエル
種族:【フロガルド(火竜)】
緋色の竜。人化できる。
10代後半の美少女になる。角と翼はそのまま。
王都の一件を気にしていて、王都に滞在して、復興をお手伝いしている。毎日レオルドが「ゲートをつなげろ!」とうるさい。
エリンに助けられたので、エリンのことが大好き。
野生で暮らしていたので、人間の暮らしはよくわからない。でも、何とかなるわよね! とりあえずお料理するわよ!(炭を生産)
ディルベルとは腐れ縁であることを主張している。その割に、彼を逃がすために【隷属の魔法陣】を刻ませたという過去がある。
◇7神◆
本来は幻獣だが、現在は擬人化された姿で広まっている。
〇太陽神 ペタルーダ
擬人化:目隠しをした女性。腕が4本、きらびやかな羽が生えている。
本来の姿:<虫系統>ちょうちょの幻獣
加護:癒しの力





