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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

ウチのコのほうが凄い。

毎日同じ名前を教えてくる女より、ウチのインコのほうが賢い。

作者: 花丸インコ

冒頭から、女性に対して最強最悪とされる悪口が連続で大量に出ます。地雷の方はご注意下さい!!

1日目「ブス!」「…………」

2日目「ブス!」「オマエがな」

3日目「ブス!」「オマエよりマシ」

4日目「ブス!!」「それがどうした」

5日目「ブス!!」「それしか言えないの?」

6日目「ブス!!」「他に言うことないの?」

7日目「ブス!!」「もう飽きたわ」

8日目「ブス!!!」「はいはい、知ってますよ~」



友人A「…毎日聞いててもビックリするけど、毎回違う内容で間髪入れずの即答返し…花丸のメンタル、半端ないねぇ…」「ちょっと」

私「そんなことないよ。それなりに鬱陶しいからウンザリするもん」「アンタ!」

友人B「それにしてもアイツ、なんで毎日同じ悪口言ってくるのかな?」「聞いてんの!」

私「多分やけど、新しいアイツのこととちゃう?」「待ちなさいよ!」

友人A・B「?」



「さっきから何?用が無いんやったら邪魔しに来んとって。あぁ、新しいアンタの自己紹介のことやったら、何日も気付かなくて悪かったわ。でもこれからは必要無いから。他の人にも教えなあかんやろ?」

「なに言ってんのよ!ブス!」

「うん、だからアンタの新しい名前が『ブス』になったのは『知ってますよ』って答えたやん。それにしても…アンタ、誰?ウチの学校の制服着てるけど、どこから勝手に入り込んできたん?」

「…っ!!か、勝手に入ってないわよ!それにアタシの名前は」「ブスやろ?もう覚えたから言わなくていいよ?それとも正式名はブスリーヌ・ナントカネット・ウルトラスペシャル令嬢とかなの?」

「……ぐっ!!」


友人B「えっ!そんな変な名前の令嬢…って大金持ちの家の子が普通の学校に来るの?」

私「さあ?名字は普通かも。親が付けた変な名前でも、後から自分の好きなのに改名可能だし。だいたい自分の名前なんて、ウチのインコでも3日で覚えたのに、毎日毎日、知らない女が自己紹介だけしてくるって、ただの嫌がらせやん!あ、見た目も性格も頭も悪いから、出来の悪い罰ゲーム以下やな!ウチの可愛くて賢いインコからなら、千年続いてもOKよ♪」


友人A「いや、もう、アイツ、固まったままやん……花丸、恐ろしい子…」

友人A:空気は読めるのに、たまに反射的な言動や勘違いをするお茶目っ娘。

友人B:天然のフリをしてボケてるが、強力なボケは無自覚で打ち出す、おっとり娘。

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― 新着の感想 ―
可愛い鳥がいるから、関心を持ってしまったのね
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