新たな自販機
アイ駅は誤字ではなく、ただの表現変換です。変態様なら何を言いたいのかわかると思います。
ただの素人が珍しい自販機を見つけたようです。
彼はただの変態なので、その自販機を見るだけでは終わりません。
近所のマーケットの裏通り。人通りの少ないその通りに、散髪後のすっきりとした気分の私。そんな私の目の前に唐突に現れたコンドーム自販機。
今までは、コンドームを買うときはネットか、コンビニ店員を通すコンドームよりも無印良品の店員を通すコンドームに興奮を覚え、無印良品での購入かの二択に絞られていた。
しかし、コンビニにて水風船とのコラボでコンドームを購入し、このカモフラージュなのか、ネタなのかよくわからない状況に、社畜でない限りの店員に対して、裏スペースでの会話のネタを振り撒いてやろうという善意を表すという選択肢も増え、悩んでいたところにこの自販機が現れたのだ。
私は足を止め、周囲を伺いもせずにナチュラルに硬貨を入れ、帰路に立ち返る。「この自販機の電気代はどこの建物が持ち合わせているのか」などとクソみたいな回想をしつつ、
なんともいいスポットを見つけてしまった幸せを噛み締めて家に入る。もう選択肢などの考えは消え去っていた。
先日購入した素晴らしいローションを持ち上げ、光沢を確認し、そこから連想される女性の愛駅、愛駅を分泌する膜、膜を構成する細胞、細胞のミトコンドリアの呼吸エネルギー代謝における電子伝達系の水素の割合まで行き着いた頃には、もうローションがちょうどいい心地に染み込んでいた。
特に何の変哲もないゴムだが、やはり特別感を感じるゴム。それを速やかにロールさせて装着する。
気が付けば、そこには草原が広がっていた。まるで異世界召喚したかのような光景の中、全裸で大の字になり、オ●ホを持ち合わせる自分を俯瞰的に私は見ていた。なんと無様な状況。幽体離脱かのよう。そこに、空から天女の羽衣のふわふわ部分しか装着していないもろみえ美女3人くらいが無様にオ●ホを持ち合わせる私に寄り添うように降り立ち、添い寝リフレをし始めたのだ。
隠語を耳元で囁き、舐め、様々な施しを加える天女。しかし、その滑稽たる私はなぜか満足そうではなかったのだ。
普通は母性に包まれた私は、そのままこんな人間に幸せがあっていいのかという判断の基に、地獄に落ちてしまう構図が図られる。しかし、母性に対する幸せより、近年の社会状況によるストレスからくるこの先未来の不安が感情を支配してしまった。そんな邪念が、せっかくの天女を消し去り、現実世界へと舞い戻ってきた。
その後というと、やはり天女を逃したのはもったいなかったとの後悔に涙を流しながら、天女コスプレ静止画で一抜きを終え、眠りにつきましたとさ。
読んでいただき、ありがとうございます。
前回に引き続き、これを読んでくれたということは、もう私と友達ということです。
しかし、街中の例の自販機にて私を待ったところで現れるかは分かりません。
もうその時には、考えが変わり、無印店員に帰着しているかもしれません。




