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Ūberschuss  作者: よしひと
第二章
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第二章 六節

六節

【怒号】


身を焼くような猛き憤怒。

凍てつくような鋭利な殺意。


然してそれを律するは記憶であった。


どんなに巧妙に裏切られ、どんなに冷徹に拒絶をされたとしても。


一度抱いた親愛と、一度経験した歓楽だけは捨てきれないというのが、友情というものだ。



 



 デビリスの武器から鳴るあの機械音が止まり、彼にむかって駆けていったはずのユヴァシャズが足を止めた、土を削るような音が聞こえる。そのまま打ち倒せばよいところをそうしなかったのは、やはり─友達、だからだろう。私の目論見からは少し外れてしまったけれど、ユヴァシャズが怪我を負うのを防ぐのは出来たから、及第点といったところか。顔を上げて見てみれば、デビリスが、手を止めていた。遠くから見てもわかる、戸惑いや驚愕。ユヴァシャズに照準を定めて伸ばしていた手は震えている。隙だらけだ。


『女子供に優しい、紳士の中の紳士で…穏やかで。それが…それが。我輩の知るデビリスでした。』

 

 操られているのだとかでは、ないのならば。ユヴァシャズが教えてくれた通り、本当に紳士の中の紳士だというならば。ユヴァシャズの問いにも答えず機械的に接し、兵器的に攻撃を続けていた手も止まり、隙が生まれるだろうと踏んだ私がやったことは、なんとも卑怯で、非道な行いだった。デビリスのレーザー攻撃の射線上に、“女子供”である私が入ったのだ。彼の紳士精神を利用して攻撃の手を止まらせ、その隙を見て、ユヴァシャズがデビリスを倒せるように。きっと、ユヴァシャズは怒るだろうし、私も一歩間違えてしまえば命を落としかねない行いだったけれど。デビリスの異変を察したユヴァシャズが、ゆっくりとこちらを振り向く。ぎらついた目に、怒りゆえに歯を噛み締めた、歪んだ恐ろしい表情。仏の顔も三度までというやつだろう。よくよく考えれば三度目だ。自分の体を大切にしろ、というのを守らなかったのだから。


「ゆ、ユヴァシャズさん前」


「わかって…ます、」


 だが、私に反応したのが仇となった。デビリスは態勢を整え直してあの砲台を分解し、再び複数の飛翔体を組み合わせ鎧袖型にした後、それを思い切りユヴァシャズに向かってぶつける。機敏に反応し切り捨てようと剣でそれを薙ぐが、先ほどとは違って硬度が増しているのか、真っ二つに割れることはなかった。そして、気付いたが─切り捨てられて数個使えなくなった分が、復活している。数が減っていない。あの武器は自己回復するのだろうか。


「デビリスお前!何故無視するんだ!?聞こえていないことはないんだろう!何故敵対する!」


 デビリスの攻撃に応じながら、ユヴァシャズはただまっすぐに友に問いをぶつけていた。金属と金属がぶつかる音が響き、その音の間隔も次第に短くなっていく。攻撃がどんどん激しくなっていくのだ。攻撃の手を強めているのは─ユヴァシャズである。デビリスに一太刀浴びせようというかのように、一切息もつかせず。意識があり、会話もでき、力の制御も意思のままだというのに依然として親友に攻撃を仕掛けるデビリスには謎が付いて回る。意図がわからないのだ。仮面のため、表情も見えない。そんな彼に対して、剣撃と蹴りで、苛烈にデビリスを追い詰めていく。私のせいで一度攻撃の手が止まって以来、明らかにデビリスの攻撃頻度は減少した。魔法も使いにくいのだろう。後方の私を気にしながら、戦っているような。良心が痛むけれど、確実にユヴァシャズが有利となっていた。


「答えろと言っとるんだ デビリス!」


 強烈な蹴りが、デビリスの脇腹に入る。ぐう、という呻き声が聞こえたが、ユヴァシャズは容赦なく右手に握った剣でデビリスに一閃を浴びせた。反射的に、人が自分の頭部を守るように彼は両手で顔をかばう。だが、きっとそれごと切り落としてしまうだろう。ユヴァシャズは。


「…なッ…」



だが。


 そんな想像を、はるかに超えた光景。ユヴァシャズの剣を、デビリスは受け止めていたのだ。手のひらに存在する口で、しっかり刃に食らいついて。正直気持ち悪いと思ってしまったが、元々彼らは人ではない。十分あり得るということで納得はした。

そして、依然として口を開かなかった仮面の悪魔が、漸く言葉を発する。仮面を装着しているためにくぐもった声であるが、今までユヴァシャズの問いかけに何も返さなかった、機械的な、殺戮兵器同等の冷たい雰囲気を一気に覆すような、知的ではあるが何処か情緒のある話し方で。

 

「忘れたのか…?お前が最強の矛だと言うのならば…私は最強の盾であると… 何よりも守りに長けた悪魔であると」

 

「…デビリス…!違う!口を割ったのはいいがそれを聞きたかったんじゃあ無いぞッ我輩は! 何故敵対するのか…それをだな!」

 

 ユヴァシャズの地形すら簡単に変えてしまう苛烈な『過度』の一撃を、鉄すら紙のように引き裂いてしまう怪力を見せた、その手から繰り出された殴打の一撃を、仮面の悪魔──デビリスは、確りと受け止める。次いで、休むこと無く再び蹴り入れる長い脚さえ、慣れた手付きで、ぱしりと軽快な音を立てて払い、身体に見合わぬ理不尽な力を奮っていたはずの悪魔を容易に吹っ飛ばしてみせた。

 

「…」

 

「……何故それには答えない…?局所的にその返しだけ仕方がわからないとかいうのでは無かろう、このハゲ」

 

「そんな挑発には乗らない」


「いや、だから……ちょっとイラついてきたぞ貴様…仕方がない、強行突破と行こう。こうなったら意地でもその口を割らせてやる」


 ユヴァシャズもほとほとこの不明瞭な戦いに嫌気がさしてきたのだろう。終わらせるつもりか、今までとはちがう攻撃を始めようとしていた。おそらく人間には意味を理解できない呪文のようなものを唱えると、彼の足元に、読めない黒い文字で描かれた円形の模様が波紋のように浮かび上がり、赤く発光する。周囲の空気がうねるような感覚。あの模様が、まるで掃除機のように空気を吸い込んでいる。読めなかった黒文字が白くなり、より発せられる光も明るくなった瞬間、デビリスは観念したかのように両手のひらをユヴァシャズに突き出し、今までの冷静さからは想像もつかないほどに慌てて、白旗を上げ始めた。


「『魔とは斯くあるべし 原初の大火よ、今ここに─」


「待て、わかった…お前にそれをされると一溜まりもない。事情も大体把握できたし、降参だ」


「…怪しい。信用できんな… 『魔とは斯くあるべし─」


「私にも理由があったんだ。まず聞いてくれ」


「知ったことか!見苦しいぞハゲ!『魔」


「二度も言う奴が居るかッお前ェーーーッ!」


「ギャアアアAAAAHHHHHHHHH―――――――――ッ! 」


 どうやらデビリスは、ハゲであることを気にしているらしい。

呪文を唱えていたユヴァシャズの顔面に、怒ったデビリスの武器が思い切りぶつけられる。遠くにいてもはっきりと分かる痛そうな音にはびっくりしたが、ユヴァシャズは大丈夫だろうか。あの長身が仰向けに地に伏していくのが見えた。クリーンヒットしたのだろう。というより、折角有利だった上話し合いできそうな雰囲気だったというのに、再び攻撃を受けてしまっては、彼のあの怒りやすい性格だ。目を覚ました途端逆上してまた不毛な戦いを始めるのではないか。いや、目が覚めないのをいいことに何かされるかもしれない。そんなのは、見たくない。家族がいなくなるのはもう体験したくない。


「も、もうやめてあげて」


 慌てて思わず走ろうとしてしまい、思い切り転んだ。痛い。走るのはまだ慣れていなかった。多分擦りむいていると思うけど、構わず立ち上がる。ひりひりずきずきする。擦りむいたところが熱を持っているのを感じるし、露出した皮膚の下の肉に空気が触れたようで、ずきりと再び痛んだ。でもそんなのは関係ない。早く、早く早く、止めに行かないと、と顔を上げて気付く。デビリスが、こちらへ歩いてくる。


「…う…」


 終わるの、だろうか。ほんのつかの間ではあったけど、ユヴァシャズとデビリスは会話をした。口ぶりから親しい仲であることも分かったが、『理由があったんだ』と言っていたから、やはり誰かに命令されていたのかもしれない。だとしたら、今なら確実にそれを完遂できる状況だ。私を殺すのだろうか。殺さねばならないのだろうか。そのあと、ユヴァシャズは?地獄じゃなければ死なないなら、地獄に連れ戻されて殺される?わからないが、いずれにせよこの生活が失われるのは確か。ならば、私が今すべきことはただ一つなのではないか。今の幸せを諦めてはいけない、気がする。失いたくないって、初めてこんなに思ってすらいる。まだちょっとしか一緒にいなかったけど、私の為に美味しいご飯を作ってくれた。今日はどうだったか、聞いてくれた。心配してくれた。叱ってくれた。おはようも、いってらっしゃいも、おかえりも、おやすみもしてくれた。それに。


『もう、二度と…あんなものを味わうことはさせません。ずっと一緒ですよ。ずっとね』


そう、言ってくれた。嘘だとしたら出来ないような、あんな慈しむような表情で。

その意志をもらってばかりではいけない。誰よりも望むなら、私自身もそれを守らなければ。守る為には、この悪魔を殺さなくてはならない。




だから─




「怪我をしているな。大方その足になってまだ慣れてもいないのに、走ろうとしたんだろう。違うかい?」


「あのひと、つれてかないで」


「あいつにも君にも、もう何もしないって約束するよ。だからほら、膝を見せてご覧。……嗚呼、可哀想に。よく立ち上がったな」


「…え…えっ」


 穏やかに、まるで甲斐甲斐しく子供の世話でも焼くかのようにデビリスは私の目の前にしゃがみ込んで、見上げてくる。まるで慣れているかのようなそれだが、ユヴァシャズの言葉や私の行いで明らかになった、女子供には決して乱暴しない紳士という彼の気質からくるものなのだろうか。しどろもどろになって、返事すら出来ないでいた私の背後で、硬質の物体が擦れ合う音がする。まさか騙し討ちかと振り向くと、おしりより少し下、膝より上程度の高さまで、上手く積み上げられた彼の鎧が。


「座って。こうすれば私ももう何も攻撃は出来ないだろう。手は出さないっていう証明だよ」


「…意図が分からない以上信じられません」


「試したかったんだ。本当は、アイツが生きてたって大喜びしてるんだがね。その報せをまず私に出さないというのに腹立ったのもあったんだが…訳は解った。だから、測るために仕掛けた。」


「測るって…何をですか」


「それはその真っ赤な膝を治してあげながら話すよ。さ、座るんだ。いい子だから」


 言われるがままに、積み上げられた彼の鎧の上に座る。まだ完全に信じてはいないが、今自分にできることはせいぜいデビリスの気をひくことくらいだ。その間にユヴァシャズが少しでも回復できれば良い。今、この悪魔は幸運なことに隙を見せているのだから。たとえユヴァシャズが起き上がれなかったとしても、最悪気が緩んだところを私が“どうにか”する。デビリスの話も聞きながら、その向こうで倒れているユヴァシャズの様子も見逃さなない─目の前の悪魔の雰囲気こそ緩みつつあるものの、私の緊張の糸だけは依然としてピンと張ったままだ。私の足を労わるように、まるで幼子を扱うように優しく触れる悪魔を、一切の容赦もなく、持つこともできず私は見下ろしている。それを知ってか知らずか、デビリスは依然として柔らかい態度を崩すことなく、私の足を治療しながら話し続けた。


「…本当は。我々悪魔は地上に出たら先ず人間と契約して、定期的に負の感情を頂くんだ。たった一つ、願いを叶えてやってね。願いを叶えてやった上で負の感情を貰っていけば、結果的にその者にはポジティブな明るい感情しか残らない。我々に対する疑いも悪い印象も、段々と薄まっていく。」


「…なにそれ、ずるい」


「そうでもしないと地上にいられないんだ。悪魔にとって瘴気とは酸素みたいなもの、瘴気がないと魔力を作り出せず動けなくなる。地上で生きるためには人間という協力者が必要不可欠なんだよ。すまないが、少し痛いかもしれない」


「ただの餌じゃ…っいたたたた」


 ひたりと、デビリスの大きな手が両膝を包んだと思えば、鋭い痛みに襲われた。そういえばさっき、ユヴァシャズの剣を受け止めていたとき彼の手には鋭い歯が並んだ口がついていたような。


「ばっちい、土いっぱいついたのに」


「話してる間に落としてたんだ。消毒もしておいたからもう平気だろう。立ってごらん」


「……ありがとうございます」


「どういたしまして」


そういえばこれって膝を舐められたということなんじゃないかというあまり想像したくない考えを振り切るように立ち上がり、倒れているユヴァシャズの方へと歩み寄る。血こそ出ていないものの、激しい戦いの後である上、微動だにしない姿を見ると。死んじゃったのかもしれない、という漠然とした不安に駆られかけるのを、必死に先ほど聞いたデビリスの言葉を思い出して留める。まだ、差し出せるものがないわけじゃない。ユヴァシャズさん、と呼ぶ私の声は、無意識に震えきっていた。痛みも忘れて両膝をつき、そっと揺さぶる。よく見てみると呼吸はしているようで安心したものの、全く起きる気配がないのに悪い予感しかしない。


「…ユヴァの性質は『過度』だ。彼と契約すれば、恐らく渡した感情ごと、記憶すら奪われる。躁状態になったっておかしくない。」


 倒れている彼の隣に腰を下ろし、デビリスが信じ難いことを言う。記憶ごと奪われる?そんなはずはない。ずるりと“寂しさ”を引き抜かれた時こそなれない感覚に身震いしたものの、私にはまだ、記憶が残っているのだ。泣き叫んだ記憶も、叔父さんや、兎崎さんに慰めてもらった記憶も、かけられた言葉も。当時のがらんどうも。


「…でも、あの時確かに─」


「彼は君から奪うのを良しとしなかった。君が壊れるのを見たくなかったんだ。だから、彼は正確には君からほんの一握りしかもらっていないんじゃないかな。通常、悪魔が契約により人間から貰える量の、ほんの一部分だけを君からもらったんだと…私はそう考えた。そして、そんなことをするほど大事な存在を見つけたならば、その人を守る力は当然必要になる。そのために、少なくとも地上に居られるほどの最低限の魔力は保てているか、それを測った…というのが君の問いに対する答えだ」


 くぐもった声が、ユヴァシャズを労うように優しく告げる。つまりそれは、ちっとも回復できていないのに無理をしていたと言うことだろうか。私なんかを案じて?会ってそんなに経っているわけでもないのに、どうしてそんな。自分が危ないかもしれないと言うのに。


「なんでそんな…私、大したことしてない」


「…自分が大したことと思っていなくても、相手にとっては大したことだった、ということは少なくないものだ。何気ない生活も、会話すらも…君だってそうなんじゃないか。そうじゃないと、あんな危なっかしくて卑怯な真似なんて出来ないと思うがね」


「…ごめんなさい」

 

「よし、いい子だ。こいつを大切にしたいなら、自分自身も同時に大事にしなくっちゃあな

」


「その通りですよ」


「…うん…」


大したことだったと、いうのだろうか。ユヴァシャズさんにとっても、この生活は。だったらもっともっと自分を大事にしてほしいのに。もっと一緒にいてほしいのに。こんな風に起きれなくなるまで戦うなんて、そんなことしないでほしかった。でもそれは彼も私に対して思っていたのだと思うと、なんて無神経だったんだろうと胸が痛む。だからこそユヴァシャズは、案じて声をかけた私に対して、冷たく言葉を返したのかもしれない。私が自分の身を大事にしない限りは、自分も大事にしないだなんて。半分癖になっている諦め易さが、図らずも彼を追い込んでいたことに後悔を覚えていた。


「生返事とはいい度胸だ…このユヴァシャズは憤怒しています。砂やら塵やらが入り過ぎて見えないと言うなら目玉ごと抉り出してやろうか???」


「…、あ…!起きてる、ゆばしゃ、……」


 ひゅ、と息を飲む。なるほど悪魔とは根に持つタイプらしい。先ほどは遠い場所で睨まれていたためまだよかったものの、こうも近い距離で睨まれると心臓が止まりそうなほどに恐ろしい表情だったのだということがわかる。土下座しないと許されなさそうな、しても許してもらえなさそうな勢いだ。どうすればいいんだろう。無意識に先ほどまで敵だったはずのデビリスに助けを乞うように視線を送ってしまうと、デビリスは困ったように笑ってユヴァシャズを宥めてくれた。


「ユヴァ、その子は反省している。そんな怖がらせてやるな」

 

「誰だ貴様は!!!知らん!!突然親友面したところでそう簡単に許されると思うなよ!!!!」


「お前は私にハゲと二度も言った。昔付き合っていた女性に言われたことすらないのに、だ。これでおあいこだろ」


「……チッ……」


 一緒に過ごしていて、なかなか頑固な人だと感じていたユヴァシャズが簡単に丸め込まれているのが意外に感じる。デビリスの言葉に暫く何も返さず不満そうな顔で視線を落としていたかと思えば、今度は幾分か落ち着いた表情で私を見て、彼はゆっくりとその大きな手で頭を撫でてきた。先ほどの様子を考えるとそのまま頭を潰されるのかとも思い、目を瞑ってしまったが、杞憂に過ぎなかったようだ。恐る恐る目を開くと、困ったように微笑む顔は、いつもの父のような彼そもので。普段のあの暖かい日々が保証されたような、そんな気がした。 


「…デビリスに免じて。先ほどの愚行は、不問としましょう。」


 真の友情というのは、言葉を交わさずとも互いの言葉や意志を測れるものなのだろう。あれだけ戦っていたにも関わらずいつの間にか気を許し合っている彼らを見て、改めてそう感じた。私にもかつてそんな友人がいたような気はするけれど、それはもう随分と昔のことだ。あの子は、元気にしているだろうか。


 願わくばまた会いたいと感じてしまったのは。諦めたはずのことやものを、こんなにも恋しく惜しく思うのは。諦めることさえできなくなりつつあるのは。全て、悪魔のせいなのだろうか。


彼らの暖かさを感じて、ふとそう思う。

 







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