FAその10 【四音の詩】
【インド人とウニ企画】の投稿作品、康典様へのファンアートとなります。
【四音の詩】
https://ncode.syosetu.com/n1745fp/
■企画作品その10■
【四音の詩】
康典様の作品
こちらの作品、四音の詩、一体どういう詩なのか?気になる方も多いでしょう☆
ぜひとも作品をごらんくださいませ★
こちらは詩もそうですが、四季の移ろいもとも描かれております。
時と共にかわっていく二人の関係。
いずれ訪れる別れ。
彼等の間にある越えられない壁。
自分の目指す未来、そして焦燥と不安。
様々な感情がその中で彼らの中に沸き起こり、読者の心に迫ってきます。
とても切なくて、それでも前向きな希望をもらえる作品です。
どうやってこの作品のFAを描こうと考えた時に、小説の最後の部分に着目しました。
そしてそのシーンを思い出のように切り取って絵にしております。
今回は彩色はあえてせずに、線画のみでかいております。
主線はたしか鉛筆ブラシですね☆
線画のみの時は特に表情や人物描写に気を付けるのですが、男の子は色々と悩みを抱えた青年ということで細身のちょっと頼りなげな感じに。
女の子は、インドの女性なのですが、あえて髪型をショートにさせております(作者様に許可をいただきました)
インド女性は長い髪を切る事があまりないそうですが、このヒロインは強い決意をもって日本へとやってきたという設定で、そうしたインドの古い慣習への反発心のようなものがどこかあるのではないかと思いました。1年だけの日本で得られた自由。インドの古いしきたりが残る中で、学問の道を必死で切り開いてきた強い女性。彼女の決意と強い想いをこの髪型の中に表現したつもりです。
さて、線画はこのように描いたのですが、この紙の風合いアナログで印刷した風にみえませんか?
これはネットでひろってきたオートアクションで、再生紙に印刷したようになるものです。
このオートアクションは線画などの単純な画法で描かれたものに適しているようで、例えるなら漫画雑誌の印刷のようになるものです。
色調もこれに合わせたグラデーションマップ搭載で、その中から好みの紙とインクの色を選べます。
最後にレイヤーで再生印紙風のトーンを重ねて完成★
このオートアクションってのは面白いですね☆
決まった動作をペイントソフトの中でやってくれるのですが、かなり複雑な工程を全部オートでやってくれるので、自分では到底できないような加工もできます。(ホントこのオートアクションを無料で配布している方がすごい!)
他にもいろいろと拾っているのですが、自分で作れる気はまったくしないですw
このFAの加工は、彼らの大事な思い出の1ページにマッチしたのではないかと思います。
このFAが掲載されている作品【四音の詩】のURLはこちら!
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下に作品一覧へのリンクもございます☆どうぞお楽しみくださいませ★<(_ _)>
また、このFAを描いた雨音AKIRAの小説作品へのリンクもございますのでそちらもよかったらどうぞ★