ギルマスになってしまった訳だが?
並みいるS級冒険者を倒してしまったヘラクレス彼の運命は?
ポンペイ街冒険者ギルドの所長になって解った事がある
所長になってから一週間後マリドラの街の冒険者ギルド支部より
支部長がワザワザ訪問に来た。
内容というのは「とある投票に私共を推薦してほしい」との事
お金を積まれそうになったが断り、逆に新人なので色々諸事情を
説明してほしいと女性のいる店へ連れて行った。
なぜこちらが所長であちらが支部長かというと
マリドラの街の冒険者支部は海上都市バルハラの冒険者組合の
支店であって彼はそこから派遣して来ているのである。
であるからこちらの方が地位が上という事になる。
大体の話は知っていたがここは本人から聞くのが詳しく解るだろう
ヘラ君は
「いや僕も先日までそちらの街にいましてねあのエルメスってギルドの
ギルマスと大立ち回りしてボコボコにしてしまったせいで
不仲になり放り出されましてな」「まあ方々旅をして回ったら
見る目のある人もいるもんで今はこの立場におちつきました」
と笑ってみせる。
これが好印象だったのかあっちからべらべらと聞いていない事まで
話始めたのである
「いやそのエルメスのギルマスと今度マリドラ街冒険者ギルド支部の長がどちらが
ふさわしいかをかけて選挙があるんです」
「それで是非ともうちに投票してほしいんです。」
「そもそもはバルハラの冒険者ギルド所長の蓄財不正が王都本部にばれたん
です。とりあえずおとり潰しの話はなくなったんですが?
マリドラの支部をバルハラ冒険者ギルドに今まで通り
任せておいていいのか?という意見が出始めてしまい」
「それに便乗してマリドラは独自の冒険者ギルドが必要だとエルメスの奴が
言い始めたんです。」「やつの所は個人ギルドでありながらトップの夫婦二人
がS級冒険者でそれなりの人数を抱えていますからね」「あそこが
冒険者ギルドになっても誰も文句が無い訳ですよ。」「しかし
バルハラ側からすると利権を失う訳ですからね面白くない訳です」




