謎の訪問者
リザイアの傷が何故か消えたのである。他の女性冒険者は謎の薬とやらを求めていた
その夜、4回ヘル君の部屋へ訪問者があった。しかし彼の部屋は鍵がかかって
おり、四度目は合い鍵で侵入する者も現れた。深夜から一時間おきに
ドンドンドアを叩かれて隣の部屋のトムさんはいい加減眠れずに
ギルマスの処へ行った。ギルマスがヘル君の部屋へ行くと
マリア・マリーネ・サトミ・シオンの四人の女性がヘラクレスの部屋にいた
ギルマスは額に青筋をたてて四人を叱りつけ四人は廊下に朝から正座している
「何故怒っているか解っているな」
「....」
「特にお前」と妻のマリアさんを向いている
「俺がいるというのに男に夜這いとはどういう事だ」
マリアさん声がうわずって「私はあれだよこの子達がどうしてもって言うから」
他の三人「マリアさんも昔の古傷治したいって言ってたし」とかなんとか
「ヘラクレスはこうなる事を予想して西の渓谷沿いにあるダンジョンに
行ったよ」「今回リザに使った薬は命がけで偶然に偶然が重なって
取る事が出来た素材で造られた高価な薬らしい」
マリアさん「いくらなんだい」ギルマス「値段がつけられねえとよ」
マリアさん「何でそんな高価な薬をリザにだけ使うんだい」
ギルマス「そこはあの二人がのっぴきならない関係だからだろ
さっしろよ」
マリアさん「私達ギルド内のメンバーだって家族みたいなもんだろ」
ギルマス「家族だと思ってるならお天とさんが出てる内に会いに行けって
言ってんだ。こそこそと夜中に会いにいくなんてそれも俺にまで隠して」
まあこんな会話が永遠つづいた訳である。
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