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拳王転生銀竜の武者修行  作者: 鳴神
29/31

第28話 ジミー・ブラウン

名前─ジミー・ブラウン

性別─女

職業─暗殺者

種族─人種ハーフ

種類─半魔半人

LV 81/100

HP 672/672

MP 712/712

STR 478(+30)

VIT 447

AGI 573(+100)

DEX 566(+80)

INT 624(+60)

MND 564(+50)

LUK 335


スキル

短剣技LV8

剣技LV6

投技LV8

操糸技LV8

薬学LV8

暗殺技LV8

気配感知LV8

気配遮断LV9

見切りLV8

力持ちLV3

頑固LV5

韋駄天LV1

思考加速LV4

魔力感知LV7

魔力操作LV7

拳技LV7

脚技LV7

縮地LV7

嗅覚強化LV7

味覚強化LV6

聴覚強化LV7

毒耐性LV7

苦痛耐性LV7

麻痺耐性LV7

幻惑耐性LV6

睡眠耐性LV6


ユニークスキル

隠遁

気薄


魔法

シャドウエッジLV7

ダークアローLV7

シャドウバインドLV8

ダークホールLV6

ブラックアウトLV7

ライフドレインLV7

マナドレインLV7

イービルミストLV7

………etc


 ステータスから見ても現段階で俺より格上の相手と言うのはさておき闇魔法と思われるものだけでもかなりの数がある。

 ユニークスキルを見て何故職員室で気が付かなかったのかも分かった。


隠遁─隠す事が上手くなる。

気薄─存在感が薄くなる。探知、結界にも引っ掛からないこともある。存在自体忘れられてることも………


 本人が望んだ事ではないとは言えなんと不憫なスキルだろう。その上隠蔽は上手くなるとは暗殺にはこれ以上にないスキルの組み合わせだ。


(ユニークスキルの鑑定レベルでないとステータスすら隠蔽できるものです。)


 そんな人が何故教師をやっているのかは簡単に考えて護衛か潜入捜査だな。顔が割れるような仕事で暗殺は可能性が低いからな。とりあえず他に手掛かりがないから聞くだけ聞いてみるか。


セフィリアに少し待ってもらってジミーの元に向かう。


「ジミー先生、放課後時間ありませんか?」

闇魔法について公に聞くことが出来ないのでジミーの都合を聞いてみる。


「私にも都合があるのであまり長くは取れませんがそれでもいいですか?」


「はい。それで構いません。とりあえず、お願いのようなものなので。」


「それでは放課後に教室で待っててください。」


「分かりました。お願いします。」


 それからまたセフィリアに魔法を使ってもらって俺も少しずつ魔法を使えるようになった。俺の魔法習得の早さに生徒だけでなく先生達も驚きの表情をしてる中、近くでセフィリアが鼻高々にドヤ顔を決めていた。


 他の授業、特に実戦を想定した武術と魔法を織り混ぜた模擬戦では覚えたばかりの魔法を応用し、相手の魔法を防ぎ、逸らし、体捌きで躱して勝利を納めた。

その実践技術もあってか余計に注目を浴びることになってしまった。



「お待たせしました。」


「おわっ!」


 放課後になりセフィリアと教室で待ち、人がいなくなった頃ジミーが背後に現れた。


 俺は思わず驚きの声をあげて距離を取ってしまったがセフィリアは特に気にした様子もなく、ジミーもこの反応に慣れているのだろう、お構い無く話しをし出す。


「それでシルバー君のお願いとはなんですか?」


「ジミー先生に闇魔法を教えていただきたい。」


「「えっ!」」


 シルバーの発言にジミーとセフィリアがすっとんきょうな声をあげて身を固める。


「何を言っているんですか?私は闇魔法なんて使えませんよ。」

すぐに我に返って否定の言葉を紡ぐ。


「ステータスを隠蔽しても俺には意味がありません。俺のユニークスキルは神から貰ったものだから全てを見破る。ステータスは勿論、スキル、魔法についても把握しています。だから誤魔化す必要はありません。」


「はぁ、どうして闇魔法を覚えたいにですか?」

ジミーが観念したようにシルバーに理由を訊ねる。


「銀竜は闇魔法が一番適性が高い。これもユニークスキルで分かったことですが……まぁ単純に適性の少ない闇魔法がどういったものなのか興味があるというのもあります。ですが何より強くなりたいからです。」


 今の俺の強さなどこの世界から見ればちっぽけなものだ。ジミーのステータスから見ても人種の上位の者一人にも負ける程だ。魔物の中ならステータスだけで考えても良いところ下の上くらいだろう。

 数値に囚われる訳ではないが強さの基準にはいいだろう。


「強くなってどうしたいんですか?」

「一先ず世話になってる者達を守れればいい。」

恩は返さないと気分が悪い。だから王国はともかく王家の人は守れるようにならないといけない。


「分かりました。私も王家諜報部、今はティアナ様、セフィリア様の護衛を兼任していますが私が任務の都合上姫様方の危機に必ずいるとも限りません。

 その間あなたが姫様方を御護りしなければなりません。そうなった時あなたに力がなければ護衛を任される意味がありませんからね。

 いいでしょう。闇魔法を教えます。」


ジミーは自分の正体を明かし、俺は彼女の言葉に耳を傾けた。

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