表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
拳王転生銀竜の武者修行  作者: 鳴神
22/31

第21話 進化 リトルレアメタルドラゴン

(進化が完了しました。これによりステータスの上昇と全スキルがLV1上昇します。)


 目が覚め、身体を起こすと視点いつもより高くなっていた。2足で立って周りを見るとティアナの頭が下に見える。

「思ったより大きくなったな。進化も後2日かかると思ったんだが嬉しい誤算だな。」

 これで足の歩幅も大きくなり移動が楽になる。いつもティアナやセフィリア達の歩幅に合わせてたので殆ど速歩きの状態で大変だったのだ。

「身体の調子はどうなの?」

「ちょっとステータスを見てみる。」


名前─シルバー

性別─雄

職業─モンク

種族─竜種(希少種)

種類─リトルレアメタルドラゴン(異常個体)

LV 1/40

HP 183/336

MP 168/309

STR 521(+80)

VIT 427(+40)

AGI 406(+40)

DEX 392

INT 384

MND 363(+30)

LUK 318(+574)


スキル

MP回復速度LV2

竜の眼LV7

竜鱗LV6

気配感知LV7

気配遮断LV5

見切りLV7

拳技LV8

脚技LV7

縮地LV6

投技LV3

練氣操作LV7

力持ちLV8

尾技LV5

爪技LV5

大物喰いLV6

速足LV4

思考加速LV3

並列思考LV3

嗅覚強化LV2

味覚強化LV4

聴覚強化LV2

魔力感知LV3

魔力操作LV6

物理耐性LV4

魔法耐性LV3

威圧LV2

火耐性LV2

毒耐性LV7

苦痛耐性LV7

麻痺耐性LV3

幻惑耐性LV2

睡眠耐性LV2

悪食LV5

丈夫LV4

頑固LV3



ユニークスキル

神の先導

英雄の卵LV4

成長補正

極運


魔法

火の息LV7

ドラゴンブレスLV2

ヒールLV8

身体強化LV6

雷纏LV5


おぉ、HP以外はヴェノムスパイダーを上回っている。予想以上の成長だな。


身体を動かし状態を確認。身体が大人の大きさに近づいたので動きやすくはなったがその分攻撃は当てやすくなっただろう。翼も大きくなり飛べそうな感じがする。

(慣れは必要ですが飛行可能です。それにウィンドバットのように翼による鎌鼬も可能です。)

 それは良いことを聞いた。身体を触ってみると鱗が前よりも硬くなっていたし、頭を触ってみたら角も生えていた。尻尾は先の方が収納可変式のヒレが付いており、近くの岩に当ててみると綺麗に斬れていた。


「まだ万全じゃないが身体に不自由はない。ヴェノムスパイダーの毒の耐性も出来たし、だが腹が減ったな。そこらの魔物は食べていいか?」

「そうだな、魔物は構わないだろう。俺たちは冒険者のギルドカードと遺品を回収しておく。」


 俺は周りの魔物の死体を食べてから焼けたヴェノムスパイダーを食べ始める。途中でガリッと固い感触があり、掌に口から吐き出すと3cm程の紫色の魔石が出てくる。

「魔石が出てきたがどうする?」

「殆どお前一人で済ませたようなものだ好きにしていいと思うぞ。」

「そうですわ。私達が付いてきたようなものですもの。」

「私もシルバーが無事なら問題ありません。」

「分かった。ならこの魔石はティアナとセフィリアの金にしてくれ。俺は命を助けられたし、ギルバートは大人だからな。」

「子供には甘いのな。」

「別にそれだけじゃないさ。」

 さっきのヴェノムスパイダーは雄だった。ポイズンスパイダーの大量発生には繋がらない。

「どういうことだ?」

ギルバートが言い回しに引っ掛かりを覚えて訊ねる。

「確実にもう1体いる。こいつを食べたらそいつを狩りに行く。俺に付いてくるなら今度は万全のヴェノムスパイダーと戦うことになるがどうする?」

「それは一人で勝てるのか?」

「周りにポイズンスパイダーも多くいると思うが毒は効かないし問題ないと思う。」

「俺達が居たら邪魔にならないか?」

「一概には言えない。ヴェノムスパイダーの攻撃から守りながら戦えるがポイズンスパイダーまでは意識が回らないと思う。」

「ポイズンスパイダーなら問題ありませんわ。」

「私達の役目は後方支援ってことになるのね。」

「そういうことだ。で、どうする?」

2人の言葉を聞けば分かりきっていることだが聞いてみる。

「「勿論行きます(わ)」」


 俺は翼に魔力を軽く集めて広げ、壁に向かって魔力の刃を放つイメージを作って翼を羽ばたかせる。

(鎌鼬LV1の魔法を取得しました。)

 放たれた鎌鼬は翼が羽ばたく度に壁を削っていく。

 そのまま今度は翼に込めた魔力を維持するイメージで羽ばたかせると身体が浮いてく。魔力をより大きく込めると速度を増して上昇する。翼の羽ばたく力、角度を変えて広場を飛び回る。

(飛行LV1のスキルを取得しました。)

そして地上に降りていく。良い練習になった。

「此方の準備が出来た。待たせて悪かったな。」

「いや大丈夫だ。主力はお前なんだ。お前に何かあったら俺達が危なくなる。」

 2人も頷いて同意する。

「それじゃあ毒蜘蛛退治に行くか。」


そしてヴェノムスパイダーを探しに歩みを進めて行った。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ