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No brand agent ~公安部の消耗品たち~  作者: 名も無き通信兵
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在日外国人による武器密輸事案

[4月3日 07:45 都内某所 警視庁公安部公安機動捜査隊]



古屋「おはようございま~す」

本松「おーう。おはようさん」

と、新聞を読みながら応える。

古屋「松ちゃんまた産経新聞読んでんの?たまには朝日とか読んだ方がいいんじやない?」

本松「アカヒなんか自腹切って読む価値はない。それに沖タイと琉新はもう先に見た」

本松は無機質に応えた。

隊には情報収集の為にいくつかの新聞や各団体の機関紙が用意されている。そのなかには悪名高い赤旗もある(ただし数日遅れ)。


古屋「なんか面白そうな記事あった?」

本松「まぁ相変わらずの機動隊批判が一面トップってとこだな沖縄二紙は。産経の方はなかなか気になる記事があったわ」

と、言って古屋に記事を見せる。


『日本映画監督協会会長 民間軍事会社と契約か』

と、社会欄の部分に小さく載っていた。

記事によれば、現在撮影中の新作映画に関して軍事考証や撮影隊の警備等で依頼したらしい。

と、書かれていた。

更に、契約した民間軍事会社は元自衛官が創業したものであるとも書かれている。


古屋「これ、カラス隊じゃないか?」

本松「おれも読んでそう思ったわ」

本松と古屋は二人とも何かを感じ取った。


と、そこに班長である今城警部補と同僚の宮本巡査部長が事務室に入った。

今城「おはよう。…ん、どうした?まじまじと新聞なんか見て」

本松「あぁ、今朝の朝刊なんだがちょいと妙な記事があってな」

と、言ってその記事を見せる。


今城「んーこいつは確かに怪しいな。その会社ってのはカラス隊であるのは間違いないじゃろうな」

本松「俺としてはこの監督も臭いんだよな。姜洋一ってのはネット界隈では反日映画監督で有名なんだよ」

古屋「カラス隊と反日主義者か…カラス隊は主義主張とか思想良心、善悪よりも金が第一の連中だからな。それと、反日主義者の組合せか」

宮本「まぁその流れだとカラス隊であるのは間違いないな」

今城「とりあえず上には俺から報告しとくわ」

と、言って事務室を出た。


本松「気分転換に煙草でも吸うか」

古屋・宮本「賛成」

3人は行先表示板に喫煙所と書かれたマグネットを貼り事務室を出た。

登場人物等

本松:巡査部長(元自衛官)通信担当

剣道三段、銃剣道初段

   拳銃:新中央工業製「ニューナンブM60 2インチ」

古屋:巡査部長(元自衛官)狙撃及び重火器担当

柔道黒帯

   拳銃:S&W製「M19 回転弾倉式拳銃4インチ銃身」

宮本:巡査部長(元自衛官)爆破等工作担当

少林寺拳法有段者

   拳銃:H&K社製「USP 自動式拳銃」

今城:警部補(元自衛官)班長

日本拳法有段者

   拳銃:コルト社製「M1911A1 自動式拳銃」


服装は、基本スラックス(黒)及び白色Yシャツに抗弾ベスト(プレートキャリア)又は背広

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