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トレイマスターの日々  作者: 純菜
第1章 若気の至り 昔はやんちゃしてました
9/38

第9話 お茶会と女の子修行…… だったのに

メロンちゃんの話を書こうとして、お姉様の話を書いてたらこうなったw

後半はグダグダです


○月×日


最近、お姉様熱が高まってるみたいだ

何を言ってるかって?

トレイ流の修行をしているせいか、スタイルはほっそりして歩く姿がファッションモデルの様だとか

この世界にモデルは居ないけどな

まだ子供だぜ?

足運びの修行が効いてるらしい

おかげで沢山食べても太らない

エミーも最近、食事が美味しいと喜んでいる

運動するとお腹がすくんだ


トレイ流ダイエット法か

まぁ、まだ子供の私には関係ないかな

小太りアルフレッドがやるとは思えないし

本でも出したら売れるかな?

でもどうやって出版するんだ?


まぁ、それはともかく

立ち居振る舞いが洗練されてると言うんだ

それが凛々しいと映るらしい

君達の目は曇っている!

中身は男だぜ!

女の子修行はしてるけど

○塚のトップスターじゃないんだぜ


○月×日


今日はお茶会に誘われた

非転生者のアリシエラの家だ

他のメンバーも非転生者だ

今日は女の子修行のつもりで来ている

アリサは私の一番親しい友人である

金髪ストレートロングで色白な可愛い子だ

白首事件の時にピコと一緒に私がかばった子の一人だ

初めは他の連中と同じ様にお姉様と呼んでいた

でも親しくなるにつれ、普通に接してくれる様になった

有り難い事だぜ

お茶会の作法については、母様やメイド達に教わった

ちゃんと出来るかは自信ない

だってなぁ

お嬢様らしく脇を締めてって言われると、どうやってもボクシングのファイティングポーズみたいになるんだ

アリサはそんな私を見て、クスクス笑ってる

笑ってないで助けろ!

こうして見ると、転生者組の女の子達と様子がかなり違う

私は前世が同じあっちに馴染んでるが、比べてみるとこっちの子の方が普通なんだって分かる

転生者組は知識も能力もハイスペックだ

生まれの事情も特殊だったりする

まぁ、シャンティみたいなのもいるけどな


お茶とお菓子を頂いて、他愛もない話をして過ごす

主な話題はお姉様、つまり私だ

これなんて針のムシロ?

いたたまれない

話題はいつの間にか、自分が如何にお姉様を敬愛しているかに移っていた

それ私に言ってどうするよ?

むむむ

私の眉間にシワが寄り始めたのを見て、アリサが軌道修正してくれる

助かった


普通の子達の動きを観察する

なるほど、アリサがこのメンバーを集めたのは普通の子達だったからか

お姉様熱も低い子達みたいだし

これが高い子だと人の話を聞きもしない、その女神様は誰! みたいになる

アリサには自分が転生者だとは話してない

ただ何故か女の子らしくしようと努力しているのを感じている様で、こうして助けてくれたりしている

有り難い事だ


お茶会が終わり解散となった

私はアリサに言われて後に残った

「どうだった今日の子達?」

「うん。普通だった。勉強になる」

アリサはそんな私を見てクスクスと笑う

「私はどうしてアルちゃんが普通にこだわるのか不思議だけどね」

普通最高!

普通万歳!

「自分が変だって自覚してるから」

「変じゃないよ。カッコ良いよ」

だってTS転生者だぜ

イキナリ女の子やれって、そりゃ無理だって

「女の子がカッコいい?」

「だって私のお姉様だし♪」

むう

納得がいかん

「お姉様禁止!」

「はぁい」

二人でクスクス笑う

あぁ、これが前世だったら彼女にしたい位なのに

はぁ

それ位、良い子だ

「普通が良いって言ってるのにノーラ様を目指すって、矛盾してない?」

「あれ位になりたいって目標。まずは普通から」

あぁ、ノーラ様は素晴らしい……

「もう、帰ってきて」

はっ!

いかん、またトリップしてた

これじゃピコさんを笑えない

笑った事ないけど

「ごめん」

「ううん。へいき。でも普通は目指さなくても良いと思うな」

「どうして?」

「アルちゃんは私にとって特別なの!」

そう言って両手を握ってきた

そのまま目と目を見つめ合い…… 恋に落ちたりはしなかった

私、女の子だし

アリサちゃんもそんな事を望んでる訳じゃない…… と思う

「え、えーと、アリサちゃん。百合ってどう思う?」

「百合? お花がどうかしたの?」

あー

えーと

何でしょう?


アリサちゃんは普通の子です

トレイさんの相談役として出したんだけど……

どうして普通の子があのクラスにいるのかは謎


トレイさんの名前、消し忘れてますw

もう出ないと思いますがw


トレイさんはアリサちゃんと話す時、口調が変わってますが自覚はありません


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