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トレイマスターの日々  作者: 純菜
第2章 メイド喫茶は大変な所でした
25/38

第24話 お醤油インパクト! お米インパクト!

○月×日


メイド喫茶開店から半年

メイドが三人程、増えた

学園の後輩ちゃん達である

メイドを増やすためアルバイトの募集をしたら、それはもう沢山来た

自称妹ちゃん達である

ずっとやって貰える様にオーディションもして、性格やスキルの他に家柄や家庭の事情まで調べた

軽い気持ちでやって欲しくなかった

いい加減な気持ちでやっていたら、こんな怪しい店すぐに潰れてしまう


彼女達にはトレイ流も仕込んでいる

トレイ流は姿勢が良くなり、立ち居振る舞いが綺麗になり、ダイエット効果とシェイプアップ効果もあると言う事で意外と好評だ

始めたばかりなので目立った効果はまだ出ていない

まぁ、これが次世代メイドちゃんと言う訳だ

メイドちゃんはローテーション出来る様にもう少し増やすつもりだ


アリサと兄様の婚約は正式に決まり、アリサのデビューを待ってから結婚と言う事になった

早すぎないかと思ったけど、婚約者持ちの子は大抵デビュー後に結婚するのは普通らしい

卒業まで待たないみたい

昔はもっと若かったらしい

戦争してた頃の名残だって言うけど

どんだけ前だと思う?

貴族は早く結婚しなくちゃいけないので、しかたないとはいえ


そして今日はメイド喫茶待望のお米メニューのデビューなのだ!


 □□□


それはメロンの一言から始まった


「お醤油ならありますよ?」

なんですとー!?


メイド喫茶の料理を作る上で痛感するのは和風テイストの調味料の不足である

何とか似た調味料や食材で作っているが本物を食べさせたいという欲求が湧いて来るのである

もっとも前世が料理人だった訳でもないので、作り方が分かるはずもないのだけど、転生者達に色々リサーチをした

まあ、その結果、転生者達は前世の味に飢えているのが分かった

本格料理よりもピザやハンバーガー、ホットドッグ等のジャンクフードのリクエストも多かった

これらはこっちの食材でも再現出来るので、出してみた所転生者以外にも好評だった


リンスター領では数年前からメロンの薦めで稲作を開始しており、最近やっと安定収穫出来る様になったのだとか

学園でメロンに会った時、お米を分けてもらえないか交渉していた時の事、話の流れで

「お醤油ならありますよ」

教室中、大混乱になった

製法を聞くもの

材料の調達先

自分の知り合いに食材を持っている奴がいるぞとか

「しーちゃん家のローレンス商会にはお世話になっております」

「あ、いえいえ、こちらこそ」

あっと言う間に需要と供給のネットワークが形成された

教室には非転生者もいるのにお構い無しだった

そう言うのは転生者会議でやれよ

大丈夫かおまえら

そんなに待ってられないのか


メロンによれば、シャナに和食の味を思い出させようとしたのだがことごとく失敗しているのだとか

意外に苦労してるんだな

リンスター領でお米の他に大豆、小豆等も作っているらしく、醤油、豆腐、油揚げ、味噌、納豆等も作っているとの事

小豆は勿論、和菓子の定番アンコが作れる

「是非分けて下さい!」

それ程、量産はしていないので少しならと言う事でメイド喫茶に限定メニューが出来る運びとなった

悪いな諸君

店に来れば食べれるぞ!


 □□□


と言う訳で限定和食メニューが出来上がった

食材の方は販路が拡大すれば入手しやすくなると言う事で、そっち方面が詳しい仲間が担当する事になった

ローレンス商会もその一つである

今は、出汁の元の昆布や寒天の元のテングサや遠方の珍しい食材を頼んである

しーちゃんに見立てて貰えば間違いはないだろう

寒天とアンコの白玉あんみつは女の子には受けるはずだ

店長はドラゴンでも料理してみせるよ、なんて豪語してたけど大丈夫なんだろうか?


そして限定とはいえ、メイドさん脅威のメニュー‘オムライス’がデビューなのだ

みんな覚悟は良い?

萌え萌えダンスも頑張って!

もう朝からドキドキしっばなしなのである


さて、気を取り直していよいよ開店である

さあ、みんな並んで並んで

「お帰りなさいませ、ご主人様~♪」


食材入手の目処が立ちましたw

皆さんのおかげですw

ここからメイド喫茶の居酒屋化が始まるw


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