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Session.11 Space Eater Part.2



「ヒヒ……ッ」

 鼻を鳴らす星原に、御剣も持ち前の引きつった笑みを返す。次いで彼は、すぐ足元に落ちていた、親指の第二関節から先のような大きさの石を拾った。

 そして……

「ふぬッ!」

 それを、星原に向かって投げつけた。

 投擲のフォーム自体はあやめには全く見えなかったが、腕を振りぬいた姿勢だけは見えたので、“投げた”ということだけは確認できた。傍から見ても、キャッチボールのような軽々しいものではないと分かった。デッドボール――その名の通りの“死の球”だ。

――や、やりすぎ!――

 脳内で叫びながら、あやめは咄嗟に、この投擲の狙いである星原の方へと眼を向けた。


 そうして、息を呑む。

「う……っ?」

 御剣が投げた小石が、星原の眼前でピタリと静止していた。まるで時間でも止まっているかのように、そのまま進むこともなければ、地面へ向かって落ちることもなかった。

 彼女が、口に加えていた釘の端で、浮遊する小石をツンツンとつつく。

 御剣の投擲が阻まれた。が、今更こんなことでは驚かないような体質にあやめはなっていた。これは、サイコキネシスだ。物理に干渉する《因子ファクト》の力によって、小石の加速力を封じた。となれば彼女は、《魔導型保有者エンチャントタイプ・ホルダー

 ……ではない。

 彼女の首の周りに、銀色の旗のような襟章が見えた。あれは《特殊型エクストラタイプ》のものだ。

 《魔導型》ではない? では、あのサイコキネシスは……

 思考するあやめだったが、この場で戦闘するのは彼女ではない。彼女が悠長に推論を立てるのを、状況が待ってくれるわけなどなかった。


「お~か~え~……しっ」

 星原がそうつぶやくと同時に、あちらへ向かって投げたはずの小石が、御剣の方目掛けて、巻き戻ししたかのように返ってきた。サイコキネシスにより、高速で撃ちこんできたのだ。先ほどの釘も同じように飛ばしてきたのだろう。

 が、御剣の顔は実に涼やかだった。

 眼前に迫る小石に起用に裏拳をぶつけ、粉々に打ち砕いた。砂どころか、霧のような粒子と化した小石が、握りしめられた拳の周りを滞留してから、宙に溶けて消滅していった。

 “物”を高速で撃ちだしたぐらいで、こちらを倒せるわけがない。というアピールだ。

 が、一方の星原も、この光景に別段驚いてはいなかった。

「ふふぅ~ん」

 と、含み笑いを漏らした次の瞬間、スカートのポケットに手をつっこみ、中から数十本の釘を引きずり出すと、それを勢い良く上に向かって投げつけた。

「“針浴び《ニードルシャワー》”! ってかぁ?」

「わっ!」

 星原が叫ぶと同時に、あやめは咄嗟に体育館の壁の向こう側へと逃れた。早々に巻き込まれて大怪我を追ってしまったら、あるいはヘタして死んでしまったら、情けなくて天国に行っても地獄のように気分になるだろう。

 星原の頭の直上へと無数の針が上がったところで、それらが一斉に御剣に向かってその先端を向けた。続けざまに、ショットガンのごとく同時に加速、彼の身体に向かって突き進む。

 かなりの速度だ。弾丸よりもさらに速い。その上、先端が鋭利に尖っている釘だ。命中すれば、いかな御剣と言えど、それなりのダメージになってしまう。

 殴られた痣は消えるが、弾丸は体内に食い込み、断続的に痛みを与え続けるのだ。それが釘に変わっても違いはない。しかも、釘はかなりバラけて発射されたので、音速で避けてもかわしきれるかどうか……

 さて、彼はどうする?

 という思考をする暇もあやめにはなかった。が、御剣の導き出した答えに関しては、彼女の眼にも映った。

「しゃらくせぇーおチビちゃんがァッ!!」

 大きく広げられた手のひらから、眩い光の塊が伸び、それが身の丈を超える大剣となった。己の得物を手に取り、乱雑に振り回す。飛来した釘のほとんどが、大剣の刀身に突き刺さった。御剣の身には、一本たりとも命中していない。それを見せつけるように、“釘まみれ”になった刀身を胸の前にかざしながら、御剣はにたりと笑んだ。

「なぁ~んかしたか? おォい」

 余裕綽々という彼の態度に、さすがに星原の方も笑みを消すしかなかったようだ。もっともその理由は、御剣の脅威とは別のところにあったが。

 彼の方を指さし、叫ぶ。

「誰がおチビちゃんだー! このヒョロヒョロチリ毛!」

「やかましい痩せてるけど筋肉はついてんだよ! よくもまぁしこたま撃ちこんでくれたじゃねえか。俺ァ心優しい好青年だからよォ。特別にビンタ一発で済ませてやる。その後は、『ごめんなさい』して、二度と俺に近寄るんじゃねえぞ……オラァーッ!」

 間髪入れず、御剣が星原の懐へと飛び込んだ。何故《魔導型》ではなく《特殊型》なのか気になるが、《騎士型ナイトタイプ》ではないのは確定事項だ。迫り来る御剣から、逃れることはできなかった。

 そのまま彼女の頬目掛けて、平手打ちを放つ。殺しはしない。が、向こうとてこちらに危害を加えるつもりで攻撃してきたのだ。頬が“おたふく”のように腫れ、三日は痛みが取れないようにしてやる。女は殴らないという主義は御剣にはない。女性が社会に全面的に進出してきた今、女であろうと殴りたければ殴るのが礼儀なのだ、というよく分からない理論と共に、容赦の無いビンタが相手を打ち付ける。


 ……というのは、あくまでもただの“予定”でしかなかった。

 彼もさすがに驚愕した。

 真っ直ぐに星原目掛けて飛ぶはずだった手のひらが、ちょうど腕を降り始めたところから、まったく動かなくなった。腕だけではない。身体全体が、周りをセメントで固められたかのようにピクリとも動いてくれなかった。

 壁の向こうから顔だけを出して状況を見守っていたあやめは勿論、御剣本人が最も戸惑っていた。

「あ……あっれぇ?」

 サイコキネシスならば、相手の身体の動きを抑えることもできる。が、《Aランク魔導型》のサイコキネシスであっても、《Aランク騎士型》の動きを充分に食い止めることはできない。当たれば痛い、というぐらいのパンチは、構わず打ち込めるのだ。キネシスを、標的を操作するのではなく物理的な防壁として展開すればまた別だが……

 しかしこれは違う。完全に御剣の動きは、抑えられていた。

 素っ頓狂な声を上げる彼の隣で、ロニーが感心した様子で言った。

「こいつ……なかなか面白いじゃあ~ん!」

 身動きが取れない御剣の方を上目遣いに睨みながら、口元を歪ませる星原。

「あぁら優しいのね御剣くぅん。ビンタ一発どころかなんにもしてこないな・ん・て~っ」

「こいつ……っ」

 彼女が、スカートのポケットから再び釘を三本ほど取り出す。ほぼ100%、次に取る行動は分かっていた。再度サイコキネシスによる射撃。しかも、今度はほぼゼロ距離だ。

「あ、やばい!」あやめが叫ぶ。それに続いて、ロニーもこう言ってきた。

「ただのサイコキネシスなのは確かみたいだけどねぇ。どうする、変わろうか?」

 彼女の言葉通り、御剣を磔にしているのは単なるサイコキネシスと見て間違いない。しかし、その強さが異常だ。《Aランク》である彼の力を、ここまで抑えることができている。しかし、ロニーが彼の身体を依り代にして実体化すれば、このサイコキネシスも突破することができるだろう。

 が、御剣はそうはしなかった。彼は、重要な局面を、意固地なまでに自分の力で乗り切ろうとする性質があった。柳沢の時もそうだった。あわや重体になっていたというのに、ロニーからの助力は求めなかった。

 サイコキネシスなら、力で破れないわけはないのだ。後もう一息、“根性”を入れればいい。この熟語は、彼としては嫌いではなかった。

「ふん……ぬううぅぅ!!」

 歯を砕けんばかりに食いしばり、足を踏ん張り、腕の筋肉を強張らせた。星原が眼を見張るのが分かった。

「まずーっ!」

 物が床を滑る時には、摩擦という名の抑止力が働く。だが、ある一定のレベルの抑止力を突破すると、それは途端に弱くなり、物体は一気に斜面を滑り落ちていく。一旦外れた歯止めは、もう一度機能したとしても、本来の力を失うのだ。

 それと同じ原理かどうかは知らないが、強張った腕の力がある領域を突破すると、サイコキネシスなど嘘のように、超音速の振りが星原の頬へと伸びた。

 だが、強かに打ち付けられるはずだった平手打ちは、ただ虚しく空を切るだけに留まった。星原の身体が、一瞬にして後方へと移動したからだ。

 飛び退いたというわけでもない。見えない床が動いたかのように、スライドした。“縮地”……という表現ができるかもしれない。

 御剣が息を呑んだのは、移動した星原が、さながら霧の塊のように、つま先を地面から僅かに離して、浮遊していることだった。これもまたサイコキネシスによる技だろう。しかし、自分の身体まで悠々と持ち上げられるような《保有者》は、彼としてもあまり見たことがない。

 《魔導型》によるサイコキネシスは、己に眠る《因子》の力を外界へと放出することで可能となる。それをさらに自分自身へと影響させることは、困難を極めるのだ。

 星原は、それが簡単にできる相手ということだ。

 しかし、これで納得できた。なるほど、これなら《Aランク騎士型》の動きであろうと、抑えることができるというわけだ。しかしそれも……

「なるほど。トボけた顔してやるじゃないか。おチビちゃん……しかし、間違って高等部に入ってきたんだ、親切に送り返してやらないとなァ」

「その口……死ねば塞がるのかな」

 星原が、右手に摘んだ釘を軽く放り投げた。同時に、音速を優に超える加速がかかった金属の塊が、弾丸となって御剣へと迫る。

 それを御剣は、右の人差し指と中指の間へと挟みこむようにして受け止めた。

「北斗神拳、二指真空把! って知ってるか? 北斗の拳読んだことある? こういう技だぜ!」

 すかさず、受け止めた釘を星原へ向けて撃ち返す。狙いは腹の辺りだ。その次の瞬間にはすでに、彼は大地を蹴って彼女の左半身へと、回りこむように飛び込んでいた。音速を超えて飛ぶ釘よりもさらに速く。

「ウラアアァァーーッ!!」

 今度は加減はしない。彼女の横っ面目掛けて全力のストレートを放った。そのまま頭を首から吹き飛ばすつもり――は言い過ぎだが、頬骨を砕くぐらいのつもりで打つ。しかしそれは、彼女の周囲に張り巡らされた、“力の結界”とも呼べるものによって阻まれる。が、それも一瞬だ。食い止められようとも構わず、拳を押し込む。

 続けて、星原から見て正面から、超音速の“釘弾”が迫る。御剣の拳も、サイコキネシスの抑止力を突き抜けて、再び動き出そうとしていた。

 側面と正面から同時攻撃。後ろへ逃れても釘が、横へ逃れてもストレートがぶっ飛んでくる。さて、どうかわすか……

「危な!」

 悲鳴、というには軽妙な叫びを上げながら、星原は後方へと下がりつつ、身体を大きく傾け、地面と平行になった。それと共に、右方向へと身体を回しながら逸れる。ゲームか何かで戦闘機が見せる、“ロール”のような動きだ。

 彼女のすぐ脇を釘弾が通り抜けていった。そのまま、どこかの木か壁に突き刺さって静止することだろう。

「チ……ッ」

 舌打ちする御剣をあざ笑うように、星原は彼の方へと向き直しつつ、宙に投げ出された足をぶらぶらさせながら言った。

「《騎士型》でないなら反応速度も鈍いと思った? ざんねん」

「……」

 黙りこんでしまった御剣に、挑発するように続ける。両手を使って、犬でも呼ぶようにくいくいと手招きしている。

「ほら、もう一発来なよ。今度はうまくいくかもしんないよ~?」

「……おもしれえ。このまんまじゃラチがあかねえ、お互いジリ貧だ……本気出してこうや」


 あやめは唐突に思った。

――なんか、嫌な予感がする……やっぱり一旦待って、準備を整えといた方がよかったんじゃ……――

 先ほど御剣が言っていた、“歯ごたえのある連中”。まさにあの星原こそが、それなのではないか? 彼女の攻撃も、一切御剣には通用していないようだから、決して負けはしないだろう。だが、言い様のない悪寒が、脇腹を通り抜けていくような気がした。今からでも一時撤退して、柳沢や阿頼耶を連れてきた方がいいのではないか?

 本当にそうするべきかどうかは分からないが、考えるよりも早く口が動いていく。

「御剣くん!」


 だが、彼女が叫んだ時にはもう遅かった。

 御剣は再度地面を蹴って星原の懐へと飛び込み、渾身の右ストレートを放った。しかし、やはりそれもサイコキネシスにより一瞬食い止められる。だが、さらに力をこめればこのまま押しきれる。

 それまでの、一瞬。ほんの一瞬の隙だった。星原が差し出してきた指先が、御剣の拳に触れた。

 瞬間、彼女の囁きが、鼓膜を震わせる。

「分かった、それじゃあ本気でいこう。『2000光年《因子》の旅』に、ご案内~♪」


「なんだッ!?」

「うひゃあ~」

 その御剣とロニーの悲鳴(悲鳴?)は、あやめには聞こえなかった。

 突如彼らの身体が、星原もろとも小さく縮こまったように見えた。PCのウィンドウの、“最小化”をクリックした時のように、どこか一点へと向って、吸い込まれるように消えていった。

 あまりに突然のことだった。先程まで確かにそこにいたはずの二人の《保有者》――と一人の《因子人ファクトリアン》――は、忽然とその姿を消した。

 何が起こったのか、これは星原がやったことなのか、彼女は一体何者なのか、これから、御剣達はどうなってしまうのか……またしても、分からないことだらけだった。

 いつもそうだ。御剣の戦いに対して、あやめに分かることなど何もない。できることもない。ただ一つ確かなことは、その無力さだけだ。

 彼女は、それでどうなるのかも解さぬままに、御剣がいた場所へと駆けより、彼の身体の感触も、その残滓させもないことを確かめてから、崩れるように座り込んだ。

 今度の“分からない”は、堪えた。自分の無意味さ。《因子》を持たない人間の矮小さ、弱さが、心に染み入るようだった。

 何故か流れ落ちそうになる涙をこらえながら、絞りだすように言った。

「何が……な、何が……起こったのさ……」




    ※




 真っ暗だった。何も見えない。自分と、ロニーの身体以外は。

 気が付いた時には御剣は、周囲を真っ暗な闇に包まれた、謎の空間にいた。ここがどこなのかは分からない。だが、おそらくあの星原が自分達をここに連れてきたのであろうことは想像できた。

 それはいいとして……すぐ傍でロニーの身体が、観覧車みたいにくるくる回っているのが気になる。眺めていると酔ってしまいそうだ。

「おい、ロニー。そのくるくる……」

 が、言い終える前に、彼女の手が御剣の口を押さえてしまった。それと同時に、ロニーの動きが止まった。その実、くるくるしていたのは御剣の方だった。彼女に口を押さえられたことにより、回転が止まったのだ。

「むぐっ?」

 何事だと言いたげな彼に対し、ロニーが人差し指を口元に寄せた。

「しーっ」

 その仕草が何を意味するのか、分からない者はいない。

「私がいることは知られない方がいい。私の言うことにはもう返事しないで」

「……?」

 どういうことかよく分からないが、とりあえず言うとおりにして見る。

 だんまりを決め込んだ御剣に、彼女は続けて話し始めた。

「どうやらこの空間、重力がないらしい。それに、なんて言おうかな……“次元”が圧縮されてるみたい。距離とか、時間が」

「?」

「細かい説明は多分。“あいつ”がしてくれるよ」

 その言葉に続いて、突如星原の声が聞こえてきた。

「はぁい調子はどうだいヒョロヒョロくん」

 慌てて首を動かして周りを見渡してみるが、《Aランク》の視力をもってしても、どこにもその姿は見えない。どこか遠くの方から響いているようにも、頭の中に直接響いているようにも聞こえた。

 こちらの声が聞こえるかどうかは知らないが、御剣が応える。

「どこだここは」

「ん……説明する前に一つ言っておきたいんだけど。私がこれからべらべらと説明するってことがどういうことなのか、よく理解しておいてね~、その上で聞くよおに……これこそが、私の《因子》だよ。私は、ほんの両腕二本分ぐらいの半径の空間を、自由に操ることができる。重力も、時間も……距離さえもね」

 この際、この《因子》の能力に対する御剣のリアクションは省くとして、つまり、先程彼の攻撃を回避することができたのは、自分の周囲の空間の時間を操作して、極限まで遅くしたからだ。そうすることで、音速を超える“釘弾”と御剣のストレートを、見切ることができた。そのまま時間を遅くして御剣を倒さなかった辺り、“自分の時間”も遅くなってしまうようだが、見えさえすれば、強力なサイコキネシスで瞬時に回避することはできる、ということだろう。

 そして今しがた、距離さえも操ることができると言った。そうなると、この空間の正体が段々と分かってくる。

「そうか、この空間は……」

「はいお口チャック! 折角私が説明してあげてるんだから余計な口挟むんじゃない!……あなたと私の間の空間を、限界まで圧縮しつつ、“内容積”は拡張させたの。どういうことか分かる?」

「空間の外側を……」

「だからお口チャックって言ってんでしょノータリンがー!」

「いやあんたが聞いてきたから……」

「空間の“外枠”を縮めて、その内側は広げたってこと。外から見れば鳥籠が小さいはずなのに、中は外観からはあり得ないほど、すっごく広くなってるってことだよ。今は、外からはこっちは絶対に見えないでしょうね。素粒子レベルにまで小さくなってるから、触れることさえできるかどうか……でも、一方こっち側はどうかしら? 周りの様子、見えるでしょ。なぁ~んにもない」

 彼女の言うとおり、何も見えない。

「今私達がいる“空間の内側”の方は、限界まで広げさせてもらったわ。私も今あなたと同じところにいるんだけど、結構距離が離れててねぇ。どれぐらいあるか聞きたい?」

「……」

 別に聞かなくていいのだが、星原にしゃべるなと言われた以上、はいともいいえとも言えない。


「……あ、そういやさっきもう答え言ってたんだ。じゃあもったいぶってる必要もないか……2000光年だよ」

 改めて考えてみると、彼女の《因子》。こいつは、なかなかに“イカれた”代物かもしれなかった。



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