チラシの裏に書くような140文字の話

火星料理

　火星の地中深くには液体の水で海が広がっていた。

　そこには太陽の光は全く届かず、凄まじい水圧だった。

　しかしながらそこには人類の蛋白源となる水棲生物が大量に生息していたのだ。

　火星への移住が進むと、その生物を使った料理が火星の名物となった。

　但し調理前の食材は見ない方がいいと言われている。

※最新の研究結果では、どうも本当に火星の地中深くには液体の海が広がっているみたいですね。昔に生まれた生物が、現在もそこで生きながらえているという事は十分にあり得るかと思います。