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悲劇
彼は高校生でも素晴らしい野球の才能を持っていた。打って良し、投げて良し、もし将来大リーグに行ったなら、あの偉大な選手よりも好成績を残したことだろう。
しかし彼が世間の注目を浴びる事は無ければ、プロの道へ進む事も無かった。
朝に弱かったのだ。
甲子園での一回戦はいつも朝イチの試合だった。
※朝弱い人っていますよね。朝に限らず、物凄い実力を持っているのにある特定の条件下ではその力を発揮できない人っていると思います。勿体ないですよね。その点自分のリズムで出来る創作活動とかは良いですね。




