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手合わせ
少女はその背丈には見合わない長い木刀を背中に携えていた。そうして手にもった木刀を投げてよこした。
その後背中の木刀を引き抜いて上段に構える。しかし剣先はトキネに向けて寝かせている。
「一手お手合わせ願います!」
トキネは青眼に構えた。
「その構えは柳生新陰流か…面白い」
「推して参る!!」
※もう完結させてしまいましたが拙作「20代から歳をとらなくなったトキネさんは、修行しすぎて無敵になりました」に剣の修行をする女子高生みたいな感じのキャラを登場させたいという衝動が湧いています^^;。




