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人生は消えるボールペン

彼はノートの落書きを消した後、消しゴムをじっと眺めている。


「消しゴムっていいよな。消せばまた新しい物が書ける」


「ボールペンだと消せないけどな」


「過去は消せないし、現在もすぐに過去になって消せなくなる。人生はボールペンだな」


どうも彼は昨日ふられたらしい。


「記憶は消えるから安心しろ」


※仮に記録に残ったとしても、心や体の記憶に残っていなければ、それはその人の人生にとって消えたのと同じことになるんじゃないでしょうか?

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