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終焉

 第三次世界大戦が勃発すると全面的な核の応酬で、人類はまずその十分の一の人口を失う。


 撒き散らされた放射性物質と、舞い上がった煤煙による気温低下、日射不足で食糧は不足し、人類はその半数が死に絶えた。


 それでも戦争は終わらなかった。


 政府の体がなくなって、終わらせ方が分からなくなったのだ。


※対戦の火種がそこら中に転がっているなと、本当に最近感じます。もう明日何が起こってもおかしくない限りです。この話は政府が先に無くなりましたが、政府だけ残って戦う国民が死に絶えるという未来もありそうです。

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