時の傍観者
我の名前七星。
『時』を司る神だ。
殆どの神族は様々な万物の気が集まって誕生する。
空、海、陸、地底、こうした大きな要素から生まれる神もあれば、石、風、土、泉、川等ありふれた地球の中の要素から生まれる神もいる。
そして神達は皆が生まれ持った神通力の強さにより位が決まるだ。
だが我は少し違う。
『北斗七星』
この世界を構成しててる夜空の要素だが、この世界より広い『宇宙』の要素から生まれた我は、当然、他の神族には無い神通力を持って生まれてきた。
そして、そんな神は我の他にも存在した。
それが『日月星』だ。
あ奴は、太陽、月、そして宇宙に広がる無数の星の気から生まれた。
それ故にとてつもない神通力を持っている。
その力は天界の他の神族とは、一線隠す存在だ。
だが、その神には大きな問題があった。
神器『ソハヤ』、邪気や穢等、陰の気を陽の気へと、神の力の根源神通力へと変える技を持つ最強と言うべき神器。
そして残念な事に、大空の神が造りし不完全な神の写し身達によって穢が生まれた。
原因で、日月星は狂い我は最悪の未来を見た。
そして思ったのだ。
こんな未来は気に入らないと。故に我は未来を変えることにした。
我が先ず探したのは、あの日月星を正気に戻せる強力な浄化の力を持つ者だ。
そして、ずっと先の未来で、我はその存在を見つけ出し、日月星の元に送くり込む事に成功した。
だが、予想以外だったのは、日月星が幼女趣味だった事だ!
我にして見れば大海の神の娘等どうでもよかった…。
だが日月星にとって娘の存在は違ったようだ。
あの娘の浄化の力に絆され、更には、一緒にいる内に完全に情が移った様だ。
そして、愚かにも自らを犠牲にして未来を変えた。
そうして日月星は消えていった。
それから、どれ程の時が経ったか、我はずっと先の未来の天界で、あの娘の幸せに暮らす姿を遠くてから眺めていた。
だが、そこに日月星の姿は無い。
だから我はふっと日月星に会いたくなった。
だが未来の世界から過去へと娘を送り未来を変えた事で、我は神通力を消費し過ぎたが、故に、今、再び我は時を越え過去に行く力は無い。
そして我は神通力を回復させる為に長い時を眠むる事になる。
だが目覚めた、その時は再び過去に行き日月星に会いに行こう。
そして未来が変わったか問われたら存分に焦らしながら教えやる。
きっとイライラしながら、我の話くのだろう。
そう考えると今から楽しみだ…。
久しぶりに外伝を更新しました。
本編で書いた、時の神『七星』は、結構、気に入っているキャラですが、残念ながら、もう本編では出番が無いので、こちらにその後、彼の思いを短編で掲載しました。




