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神の娘 ~外伝~  作者: 藍


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34/60

虐げられし姫は、陛下と竜宮に行く(4)*

リアは、案内された温室に入ってとても驚いていた。


何故なら目にしたこともない植物ばかりが育てられていた。



「わぁ~。こんな植物、初めて見ます。陛下」


「そうだろうね。ここにある植物は、どれ一つとっても、地上には無い物ばかりだからね」


「え?」


「ここにある植物は、天界、神の国にある植物なんだ」


「神の国ですか…??」



「そう、そして、近々、その天界に帰らないと行け無いんだ」


「え?あのそれは……どうしても帰らないと駄目なん…ですか?!天界に何があったんですか?」


リアは、話に戸惑い、目には涙が浮かぶ。

まるで別れ話にも聞こえるからだ。


「それと、もう1つ大切な話が…」


「なんですか?陛下」


「僕達、結婚しよう。だから僕は天界に、リアの事を話に行くんだ。」


「////え?/…それは…つまりその//」


「うん。だから返事は、今ここで欲しいな。じゃないと、天界に帰っても意味が無いからね。」


「//あ、とても嬉しいです。陛下//」


そう言われ、リアは自ら陛下に抱きしめる。


「早ければ1ヶ月、遅くても2年以内には帰ってくるよ」


「そんなに…やはり私との結婚は、天界でも反対されて説得とかで時間が掛かるって事でしょうか。あの無理に結婚しなくても私は、今のままでも…」


「いや違よ。簡単に話すと天界と地上では時の流れが違っていてね。天界の1日は、地上では1ヶ月になるんだ」


「そんな事が?!」


「そう。でも話だけでは信じられないでしょ。だからリアを、竜宮に連れて来たんだ。

竜宮と、地上の時の流れも違っていてね、竜宮の1日は、地上では一週間位の時がってしまう。だから、明日地上に戻った時には、一週間以上が経過して要るんだよ。実際に、リアにも経験してもらったら、分かりやすいと思ってね」


確かに言われただけでは、冗談か嘘にしか聞こえない


「そうでしたか。それで私をここに連れて来てくれたんですね」


「うん。それから新婚旅行は、天界へと思っていてね。天界は神の国だから、人間のリアが行くには、天界の統治神、天主アマテルの許可が必要だから許可を貰ったり新居の準備もあるからどうして時間かかってしまう」


「し、新婚旅行に新居?!///」


「そう。もしリアが良ければ天界で暮らさない?」


「天界ですか?私は、神の国で暮らしも問題は無いんでしょうか?」


「うん。何の問題もないよ。天界は、僕の生まれた故郷みたいなものだし。僕の兄や妹もいるから、リアにも紹介したいし。僕は、リアと2人穏やかに暮らしたいと思っているけど。リアは、僕が王さまじゃ無いといや?王妃になりたい?」



リアも、王妃になりたい訳では無い。


「いいえ。王妃になりたい訳ではありませんし、陛下と一緒にいられるなら、私はそれだけで良いんです」



「良かった。これは僕達が結婚した証に…」


そう言うと、セトは、リアの左手を優しく取り、指に指輪を、はめる。


銀色の2頭のイルカの左右互い違いになっていて、真ん中には、海の様な青色の石が美しく輝く可愛指輪だった。



「わっ!!すごく可愛指輪。こ、これ、私が、頂いてもいいんですか?!」


「うん。結婚指輪だからね」


「結婚指輪ですか??」


「うん。竜宮の者達の間では、イルカの指輪を愛の証に妻になった人贈るそうだから、真似をしてみたんだ///」


少しだけ、セトも照れているのがリアにもわかった。


「//結婚指輪、とても素敵ですね。ありがとうございます/大切にいたします。陛下//」


「う~ん」


「どうかなさいました?!陛下?」


「いや、ほら僕達、結婚したんだし。そろそろ、陛下ではなく、名前で呼んで欲しいかなって!」


再び、突然の話にリアは驚く。


「え?///そんな む、無理です。出来ません」


「どうして?」


理由を、聞かれても、ただ恥ずかしいく照れくさいのだ。


「どうしてって、、そんな事、とにかく急には無理ですわ/////」


「リア」


名前を、呼ばれ抱きしめられる。


「あの//放して下さい//」


そう言っても、抱きしめられたまま放して貰えない。


「ダメ。リアが、僕の名前を呼んでくれるまでは」


さらに耳元でそう囁かれ、リアは覚悟を決めて名前を言う。


「////セ、セ……ト…様//」


「様もいらないんだけどね。まあ、今は、このれで、我慢するよ。でも天界で暮したら、もう王様じゃないし、陛下って、呼ぶのは変だから、ちゃんと名前で呼んでもらうからね」


「うっ///はい、頑張ります」


「僕は、必ず帰らないくるよ。君の元に。だから僕を信じて待っていて欲しい」


「はい」


「さてと、せっかく2人きりなんだし。暫く会えない日が続くし、今日は、一杯リアを、堪能しないとね」


「た、堪能って?!///……」


急に、リアは危ない予感で一杯になる。


「もちろん、リアも、僕を堪能していいんだよ、朝まで」


「///」


こうして、竜宮での1日は過ぎていった。

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