表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神の娘 ~外伝~  作者: 藍


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

21/60

虐げられし姫は、陛下と外出する

馬に翼が生えて、空を飛ぶ。


リアにとっては、信じられない事態。


「キャー!!馬が、空を飛ぶなんてー!!」


「落ちついて大丈夫。この馬は、天馬と言って空を飛ぶ馬なんだ」


「天馬なんて、物語の中の伝説の馬じゃ無いんですか?!なんでそんな馬が本当にいるんですかー!!陛下、絶対に私を放さないでくださいね。落ちたりしたら、私!!」


リアは、なりふり構わず必死にセトに、しがみ付く。


「今日のリアは、とても素直で可愛いね。もう少し高い所に行こうか?」


「絶対に止めてくださいー!!」


リアが、空でなんとか耐えている内に北の国境の街へと着いた。


リアが数日、掛かった道のりだが、この馬のお陰で1時間と掛からずに着いた。




街から少し放れた場所に馬は降りた。


(ふぅ~。怖かったわ。なぜ私ばかりこんな目に……もういやぁ~)


セトは馬を放したままにする。


馬は、再び翼が消え普通の馬に戻ると、森の中へ消えていった。


「馬、放して大丈夫なんですか?いなくなったら大変ですよ」


「大丈夫、あの馬は賢いから、それにこの笛で呼べば来るしね」


そう言って、小さな笛をリアに見せた。


2人は街に入る。


相変わらず、街は賑わっていた。


リアは、街のお店に目を奪われる。


「何か欲しい物が、あれば買ってあげるよ」


「え?いえ、ただ珍しいだけで、見てるのが楽しいんです」


その時だ!


リアが初めてこの街に来た時に見た、白い着物を来た、一団がやって来た。


街の者達は、道を開け、手を併せたりする者もいる。

「陛下、あの子です」


「あれがリアの言ってた子供?」


「そうです。ほらちゃんといるでしょ?」


一団の最前列には、神の子と言われる、男の子がいた。


「あの子が、尊い神の子なんです!陛下の子ですよね?」


リアは、そう言って子供の方に目を向ける。


「あの子供のどこの辺が、神の子で、僕の子供に見えるの?」


「ど、どの辺って?」


「僕とまるで似てないと思うけど……」


「あ!!」


リアも言われてやっと気がついた。


セトと子供は、髪の色も目の色も違ければ、容姿も全然似てなかった。


そもそも、リアが、最初に神の子として見かけた時は、まだセトの合う前であり、この辺境の街の庶民達が、セトの顔を知っている筈も無い。



でも、昨日の事もあり、リアは今更引っ込みがつかない。


「えっと……そうですね……お目めが二つに、お鼻が一つで、お口も一つな所とか……」


最早、支離滅裂な事しか言えなかった。


「リア、それなら、あの子は君にも似てるね。ついでにあの子の髪と目の色は君と同じだ。君の子供では??」


「………ごめんなさい。」


リアは、素直に謝った。


「陛下の子じゃなかったら、他の神の子なんでしょうか?」


「いや、あれはどう見ても、人の子にしか見えないけど……」


「他の街にも神の子がいますが、今、思えば、誰も陛下に似てません。布教とかしてるのも怪しいし、陛下の子供を使って詐欺でもしるんですかね?」


「まず、僕の子供と言う、言い方を止めようか?」


「あ、はい……。陛下、時間が、あれば神殿に入って見ませんか?何をやっているか、とても気になりますし」


「うん。まあ、行って見ようか」


そうして2人は、神の子達の後に着いていった。


神殿と呼ばれる建物では、神の奇跡、神の世界が、見られる体験が出来、ここで修行すれば、いつか不老不死が得られると言う話を聞いた。


「不老不死なんて、絶対怪しいです!」



(神の世界に不老不死ね。本当に神と通じている者がいるのか?)


セトは、その言葉にちょっと興味を持った。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ