表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
マシンナード ~機械オタクと魔女5人~  作者: 於田縫紀
第4章 嵐と実りの季節です。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

74/407

第72話 小話4終話 宴のあとは

「今年は無事に終わりそうですね。」


 鈴懸台先輩がそうつぶやく。


 学園祭最終日の日曜日午後5時。

 既にあたりは暗くなり始めている。

 あと1時間で学園祭は終了だ。


「大きな事故も無かったし怪我人もいない。大学の方でアル中1人出たみたいだけど搬送されて無事。まあ問題なしかな。」

「天気にも恵まれたしね。」


 例年だと1~2回はスコールのような雨に見舞われるのだが、今年はずっと晴れていた。


「これが終われば来年度の予算折衝やって、それでこの体制も解散ね。」

「先輩方は来年は学生会に残らないんですか。」


 3人共首を横に振る。


「卒研も大学の編入試験もありますしね。」

「私も専攻科に行くつもりだから試験勉強しなけりゃな。」

「私も魔法技術大学(となり)の編入試験受けるからね。無理かな。」


「なら、学生会はどうなるんですか。」


 香緒里ちゃんが尋ねる。


「12月に選挙なんだけど、ここ数年希望者がいないから自薦なり先生方による推薦ね。私達の場合は去年の役員のうち3年生だった私達がそのままスライド式に推薦されたけれど。」


 確かに選挙が行われた憶えはない。

 由香里姉が去年は副会長で会長にスライドしたのも本当だ。


 でもその話が本当なら、面倒な事になるかもしれない。


「まさか新3年生や新2年生に役職を振ったり推薦したりする事は無いですよね。」


 悪いが俺はそういう役はやりたくない。

 というか対人関連は大の苦手だ。


 ここの人間相手にはまあ慣れたから何とか普通に話せるけれど、基本的に俺は人見知りするしあがり症なのだ。


「わからないわよ。特に修は学内では有名人だし。」

「それに工房の件もありますし、諦めて役員をやった方が宜しいのではないですか。」


 その件もあった。


 俺の工房は本来は学生会の所有物。

 今は香緒里ちゃんのばね工房も兼ねているけれど、あれが取られると俺の工作環境が一気に後退してしまう。

 とすると最低でも香緒里ちゃんには学生会幹部に残って貰う必要があるけれど、香緒里ちゃん一人で残すのは何か申し訳ない。


「ま、先のことは考えてもしょうがないんじゃないかな。状況が変わるかもしれないし。」


 という鈴懸台先輩の助言に従って、来期学生会幹部の件は脳裏から追いやろう。


「それより、そろそろ花火が上がりますわ。」


 この島は本土より天体の時間が30分近く早く、その分夜が早く訪れる。

 なので11月の午後6時はもう花火にちょうどいい塩梅の空。


 と、見る間に光の玉が下から登っていき、空の一点で球状に弾けた。

 遅れてくる音と広がる光の輪。


「たーまやー」

「かーぎやー」


 窓の外で花火が鳴り響く。

つまりは次章の内容予告回です。


魔女が減っちゃうなあ。

まあ由香里姉は主人公目的で姿をちょくちょく見せそうですが。

タイトルどうしよう(笑)と言いたいところですが、変えません。

理由はいずれわかるかなと……

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ