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マシンナード ~機械オタクと魔女5人~  作者: 於田縫紀
第7章 冬休みの終わり

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第103話 言動以外は完璧だけど

 ただセクハラ大魔王の料理の腕はやっぱり確かだった。


 イソマグロも

  ○ 刺身

  ○ カルパッチョっぽいサラダ仕立て

  ○ ネギトロ風

  ○ 洋風漬け

  ○ フライ(ソース3種類付)

と5品食卓に並んでいる。


 他にご飯と味噌汁。

 例によって時間は炊飯器がご飯を炊く時間しかかかっていない。


「水っぽくて味が薄いから揚げたり漬けたりするのがお勧めなんだけどさ。一応刺し身も作ったけど味薄いから醤油よりそこの皿のドレッシングで食べるのがお勧めだな。」


 という訳で食事開始。


 まずはマグロと言う割に色が薄い刺し身から。

 うん、確かにマグロと違って味が薄いし水っぽいかも。

 でもドレッシングのおかげかもしれないが結構美味しい。


 次は漬け。

 これは文句なく美味しい。


 そしてフライ。

 これは絶品かも。

 ふわっとした白身のフライでいくらでも食べられそう。

 ソースというかドレッシングもどれも美味しい、


「悔しいけど料理の腕は勝てないわね。美味しいわ、どれも。」

「そうだろうそうだろう。もっと褒めて崇め奉って。」

「その言動さえ改善すればいくらでも貰い手いるんじゃないですか。」


 とか言いながら食べる。

 確かに奈津季さん、料理は美味いし成績優秀らしいし顔もスタイルも悪くない。

 セクハラ言動さえ無ければ彼女として理想のタイプに近いんじゃないかな。

 まあ小柄な方が好きとか自分より強い彼女は勘弁してとか色々あるかもしれないけれど。


 結局、全員できれいに食べきった。


「まだまだ材料は残っているからね。何せあの巨体だし。」

「洗い物は私がやりますわ。」

「あ、俺も手伝います。というかさっと流して食洗機に入れておけばいいですから。」

「生ゴミは大丈夫。」

「ディスポーザーで完全に粉砕するから大丈夫です。」


 なので片付けは結構簡単に終わる。

 風呂場の方は既に奈津季さんが片付け済みだし。


 

 外はいつしか雨になっていた。

 南の離島は天気が変わりやすいし雨も多い。

 年中夕立の可能性がある場所なのだ。


 でも雨の中俺は、いつもの露天風呂のぬる湯に浸かっていた。

 そして俺の横には風遊美さんが伸びている。


「やっぱりこれくらい涼しい方が露天風呂はいいですね。お湯もこれくらいの温度が丁度いいです。」


 思い切り伸ばしているので水に揺れて白い身体が見えているのだが、俺は努めてそっちを見ないようにする。

 ちなみに奈津季さんはさっきまでメインの浴槽に潜っていたが、今は寝湯で腕立て伏せをしている。

 屈伸する毎に胸が揺れているがのは取り敢えず見ない方針で。


「ところで風遊美さんは実家とかは帰られないんですか。」

「うちは帰らない方針なの。」


 という事ならこれ以上深く聞かない方がいいのだろう。

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