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2 仮
あなたと愛し合う時間が好き 何も言葉を交わさずに
なにもかも忘れて 複雑なことも一切なくなる
気負っていたんでしょう うまくいかなくて
すべてが一つだったら 誰も傷つかずに済むのにね
氷のようだと 言わないで
口に出せないことだってある
あなたが見つめるそこには何があるの
心が死んだ時 お気に入りのおもちゃをとられた時
そんなさみしさが いつも心を支配する
夜は悶えくるしむ 悪夢に怯えてる
毎日のように 心に誓うの
神様に祈らずに 跪くのは鏡の前の自分
その手のぬくもりが いつも決断を揺るがす
もしも 声が出せなかったら気づいてくれる
どこにいるのか いつも分からない
どんなに愛の言葉をもらっても
言葉を聞かずに 心を聞いて
内側から崩れてしまわぬように
心が死んだ時 お気に入りのおもちゃをとられた時
そんなさみしさが いつも心を狂わせて
夜は悶えくるしむ 悪夢に怯えながら
そして毎日のように 心に誓うの
失わないために 得ることもしないと
だけどそれはとてもさみしくて痛いこと