山田
「何とか遅刻ぎりぎりで間に合った」
「はーい おめえら席つけー」
ガタッガタッ
「おはよー!今日も一日がんばろーおしまいっ」
ダンのクラスの先生ー山上 俊雄は挨拶が短いので有名だ。
「キリーっ きょーつけー れー!『あざしったっー』」
キーンコーンカーンコーン
朝のかねが鳴り皆は授業の準備に取り掛かった。
ダンは晴也の方へ向かった。
「はーるーやーくん?」
「うっすダン!なんだ?」
なんだじゃねーよこらア!
と心の中で叫んだ。
なんせ晴也は中学の時 高校生の不良たちを黙らせたほどの実力であった。
「間に合ったから良かったけど、次は殺すからな!絶対!」
「へいへい(*^o^*)」
今殺そうかなと思った時
ガタンッ!
いきなり教室のドアが開き、山田 潤がフラフラしながら入ってきた。
「あれー山田くんじゃんww」
山田はクラスのDQNにいじめられている生徒だ。
ダンが呟く
「あれ 山田何か様子へんじゃね?」「だな」ハルもうなずく。
山田にいじめの首謀者 成瀬 誠の手下の毒島 牛夜がちかずいていった。
「山田ちゃーんアレ持ってきたあ?」肩に手を延ばした。
「グルルル・・・」
「ん?なんだ 文句ありそうだな?」
するといきなり山田は毒島の手に噛み付いた
「うあああ くそっ なにすんだよ」
殴りかかったが、次は喉を食い千切られた。
「きゃあああああああ」
女子が叫ぶ。
毒島は既に床に倒れていた。