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カサブランカの記憶  作者: 藍沢 要
美を紡ぎだす男
1/9

プロローグ:香り

カサブランカの香りが漂っている。むせ返るほどの濃厚な香り。


この香りは、あいつを思い出す。

あいつが好きだったカサブランカ。




なぁ、お前は今どうしてる。

千歳には逢えたか。

今は千歳と一緒にいるのか。

二人でお前達の子供を見守っているんだろうな。





祥子。



俺の最愛の祥子。



俺はお前と逢えて、幸せだった。

お前はどうだった?

俺は、千歳に怒られるだろうな。あいつは俺に対して容赦がないから。




祥子。


今年のお前の誕生日はカサブランカを持って行くよ。

待っていてくれ。

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