王子殿下殺害事件!〜犯人は公爵令嬢〜
王国の若き王子が、舞踏会の夜に刺殺された。
発見されたのは、血まみれの王子と、その傍らに立つ一人の令嬢――手には血塗れのフォークを握りしめた、クラリス・エヴァンス公爵令嬢。
「ふむっ……これはどこからどう見ても、わたくしが犯人ですわね」
「どこからどう見なくても犯人なんだが?」
そう、どう見ても彼女が犯人である。実際、彼女が刺した。王子は死んだ。息もない。
なのに彼女はこう言い放った。
「でもわたくしはここから逆転してみせますわ!」
……果たして、自ら殺しておきながら逆転裁判を試みる公爵令嬢に、明日はあるのか。
衝撃の真実と笑撃の詭弁が入り乱れる、法廷逆転(?)ミステリ・コメディ、開廷!
発見されたのは、血まみれの王子と、その傍らに立つ一人の令嬢――手には血塗れのフォークを握りしめた、クラリス・エヴァンス公爵令嬢。
「ふむっ……これはどこからどう見ても、わたくしが犯人ですわね」
「どこからどう見なくても犯人なんだが?」
そう、どう見ても彼女が犯人である。実際、彼女が刺した。王子は死んだ。息もない。
なのに彼女はこう言い放った。
「でもわたくしはここから逆転してみせますわ!」
……果たして、自ら殺しておきながら逆転裁判を試みる公爵令嬢に、明日はあるのか。
衝撃の真実と笑撃の詭弁が入り乱れる、法廷逆転(?)ミステリ・コメディ、開廷!
第一章『開廷と、開き直り』
2025/07/27 10:03
第二章『証言台に立つ犯人』
2025/07/27 10:17
第三章『フォークの行方、それは手の中に』
2025/07/27 10:33
第四章『証人喚問――証言台に立つメイド、涙の告白』
2025/07/27 11:05
第五章『もう一人の目撃者、そして新たなフォーク』
2025/07/27 11:35
第六章『死の真相、王子はフォークで死んでいなかった?』
2025/07/27 12:03
第七章『料理長、証言台に立つ――“あのサーモンは違法漁業の代物だった”』
2025/07/27 12:38
第八章『死してなお語る者――王子の遺言状、開封』
2025/07/27 12:50
第九章『陪審員全員一致で有罪……かと思いきや』
2025/07/27 13:12
最終章『審院決戦! 王国vsクラリス、最終弁論の行方』
2025/07/27 13:36