表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/34

アンドリューの話②

俺とフレッドは同じ公爵家の子息であり、同じ歳でもあったから、幼い頃から友人だった。


俺の兄は公爵家の嫡男にしてはかなり穏やかというか、ぽやぽやした雰囲気の人だし、俺もどちらかと言えばこと無かれ主義だ。

だから、フレッドのプライドが高い所は苦手だったが、自信家な所は憧れでもあった。


メアリーと初めて出会ったのは、母親に連れられてエバンス家の茶会に行った時だった。


侯爵夫人の隣で、姿勢よく座っていたが、俺と母を見つけると、夫人と共にすぐに立ち上がり、見事なカーテシーをして挨拶をしてくれた。

その姿がとても綺麗で、所作の美しさに見惚れた。


母親同士が話し始めると、にこにこして話を聞いていて、その笑顔がとても可愛かった。


一目惚れだった。


俺がメアリーに話しかけようとした時、フレッドが現れて、俺にメアリーは婚約者だと紹介した。


その時の絶望は、今でも忘れられない…


その後、俺たちは3人や、時にはクロエを交えてよく遊ぶようになった。

成長して、クロエは父親の仕事に付いて隣国に向かった際に、あちらの宰相の息子に見初められて、紆余曲折あって婚約した。

メアリーとフレッドもそれなりに仲良くしていたし、彼らの婚約は決して覆ることはないはずだったから、俺もいい加減に婚約者を探すべきなのはわかっていた。

俺は父親の持つ伯爵の位を貰って分家するか、どこかに婿入りするか、そんな選択を先延ばしにしていた。


そんな時に、フレッドがやらかして、サイラス卿に呼び出されたのだった。

評価・いいね・ブックマーク

して頂けると励みになります!

ありがとうございます(๑ˊ͈ ꇴ ˋ͈)ꕤ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ