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18 セッコの少年、ジョージョーの少年

18、セッコの少年、ジョージョーの少年


 と思ったが、二人がコルネの家に来る前になにをやっていたか書くことにする。

「いいかい?うまくやってよ」

 ビアッジョはモンタに言った。

「わかってるよ、まかせろ」

 モンタは安請け合いした。

 二人は今、ビアッジョが作ってるなんだかわからない機械の内部に繊細なアーク溶接を施そうとしていた。

「アーク溶接?」モンタは聞いた。「アーク」も「溶接」も聞いたことなかったからだ。

「そうだよ。電気をスパークさせて、鉄を溶接するんだ」

 また、知らない言葉が出てきたのでモンタは黙った。しかし、説明の上手いビアッジョは、モンタになにをすればいいかをちゃんと伝えることができた。

 電池とかいうこの変な匂いのする箱から出た電極から出て来る電気、雷だそうだ、を変な機械の中に誘導して、鉄を溶かすらしい。

 モンタは雷だって動かせるとビアッジョにジョージョーの力を自慢したが、実際に自分でやったことはなかった。そういう話をジョージョー衆の集まりで聞きかじっただけなのだ。しかし、モンタはやる気だ。

「行くよ!」ビアッジョはいった。


バチン!


 二つの電極が近づき、スパークが走る。モンタはその音と光にびっくりしながらも全力でそれを機械の中へぶっ込んだ、ジョージョーのちからで。


どかーーん!


 ビアッジョの作った変な機械はスパークに当たって吹き飛び、溶けて、変な機械から変な鉄の塊になった。


ドンドンドドン


 壁を叩く音がする。近所の人は爆発音には慣れてるので苦情ではないだろう。コルネからの合図だ。二人は隣の部屋へ行った。


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