たぶん、得意なシンプルゲーム
神経衰弱は得意なものだ
途中まで劣勢でも
終わってみれば手元の枚数が多いことに
自分でも
びっくりしてる
どこかで勘以外のものが
はたらくチカラが
僕にはあるのかもしれない
君に初めてほめてもらったのも
残念ながら、
勉強ができるとか、性格とかではなく
この神経衰弱が強いことだった
だから、友達で集まったときは
他のトランプゲームではなく
シンプルだから、とみんなを
強引に納得させて
神経衰弱を何度もやったものだ
もちろん、君がいるときに
ただ、ペアを探し当てるだけ
記憶力、時の運、実力
その他の何か・・・
だけど、
もしも、トランプの中に
僕と君が入ったとしたら
それがペアとなるのかどうかは
分からない
僕も探し当てることができないかもしれないし
まずは、周りの友達が
君と僕のことを
ペアとして認めてくれるのかどうか
そして、君自身も。