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強制ロスカットが怖いので、全力で必要証拠金をぶち込んじゃったのだ!

作者: けにゃタン

取引通貨、AUD/JPY

枚数10ロット

平均レート80円

維持率500%


男「ふっ!176倍なら余裕で耐えれるな!」


その男は、今まで一回も損切りをしたことないトレーダーだった。


男「おじ円、今まで80円が中央値だったしな!余裕余裕!また戻る!」


しかし、男は気づいてなかった。

否、気づいてたが、認めたくなかったのだろう。

おじ円の金利が下落トレンドで、そして、中国の景気が停滞していることを...。


そして、ついにその時が来た..。

オジ円が1円、2円、3円と下落していき、ついに70円を割ろうとしていた...。


男「大丈夫!どうせ戻る!ナンピン!ナンピン!」


その男、戻るシナリオがないのに、平均レートを下げようとナンピンしまくる。


維持率が300、200、150といき、ついに100になった。

そして、ナンピンができなくなり、追証を迫られた。


男「どうせ戻る...どうせ戻る..70円は、強いサポートだから、切らないだろう!」


男の額から汗、そして、心臓の鼓動が早くなってきた...。


そして、運命の時、ロスカットアラームが鳴り響く。


男「ああああ!ナンピンできない!耐えれない!」


ついに、男は、禁じ手のクレジットカードを使用した。

枠いっぱいに使うと、維持率は、少し回復した。


男「大丈夫だ。大丈夫だ。ここは割れないから!」


損切りしないとダメだと分かっていても、為替が回復した記憶が邪魔をする。


そして、ついに、70円のサポートを割り65円まで暴落した。


男「.............」


絶望が迫るとき、人は、叫び声が出ずに無言になる。

そして、ついに切られた。


海外口座だった為、ゼロカットに助けられたが、資産はゼロになてしまった。


そして、男は小さな声でつぶやいた。


男「借金しないだけマシ..」


男は、そのままお金を借りにいくのであった。



☆追悼の儀


FXは、国内はNDR式、海外はDD式である為、ハイレバでやるなら国外がおすすめ。

理由は、ゼロカットがあるから!(追証を肩代わり)


ただ、デメリットは、国内は損益繰り越しできるが、海外は損益繰り越しできずに、給料と合算して税金取られる。

損益繰り越しできないということは、年内に大儲けして、年越しに大損したら、負債しか残らないということです。


あと、FXは怖い、ハイレバレッジ怖いというけど、それは勘違い。

最高レバレッジが高ければ、ロスカットされる可能性が低くなり、資金管理がしやすくなる。

ただし、よくみんながやって資産を飛ばすのは、根拠のないトレードとポチポチ病、そして、レバレッジ管理をしないナンピントレード。


あと、FXを外貨預金感覚でやる人もいる。

普通の外貨預金は、税金面が不利、手数料が高い、ペイオフが効かないから倒産したら没収。


FXは、手数料が安い(スプレッド)、満期がなく、金利がつく(マイナススワップという政策金利の反転もありえる)、信託保証なので倒産してもお金が返ってくる(元本保証ではない)、ただし、信用なので外貨を買ってるわけではなく、必ず返さないといけない。


ただ、一応、デリバリー取引といって、レバレッジ1番なら外貨として替えてくれる証券会社もある。

普通に、両替するより安くできるから使ってる人もいる。

おれは、めんどくさいからソニー銀行のデビットカードで海外のATMから現金に引き出すだけど....。


☆最後に....。


投資は余剰資金でやりましょう!

無くなってもいいお金でやりましょう!

という人いるけど、無くなってもいいお金なんてありません。


なので、なくなったら笑って過ごせて、生活に支障のないお金で投資すること!


投資は、つまらないもの。

投機は、つまるものですよ?

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