表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
勇者の後継者  作者: 真那斗
5/11

君は幼く、世界を知らない 5

ユリア、危ないからお前はここに居ろっ!」

「私もいく!」

「だめだ!」


ユリアもただならぬ気配を察知し、緊張したように顔をこわばらした。

そんなユリアにデウスはここに残るようにと伝える。


しかし、ユリアは頑なに食い下がろうとしない。

そんなな事を言うユリアにデウスは困ったように怒ったように話しかけ続ける。


「……君たちが行っても無駄だと思う。」


ふたりの言い争いに話しかけたのは、カルラだった。


「無駄ってどういうことだ!!」


一番先に反応したのはデウスだった。


「……言葉の通り、無駄な被害が増える」


カルラは何を考えているかわからない表情をしながら二人を見つめる


「それでも俺は行くからな!」

「デウス!!」


ユリアの静止の声も聞かずにデウスは村に向かって走っていってしまった。


「デウス…っ!」

「……」


走っていってしまったデウスの後を追うようにユリアも走っていく。


「………なんで人間は。」


その後ろ姿をカルラは見つめていた。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ