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勇者の後継者  作者: 真那斗
4/11

君は幼く、世界を知らない 4

の前に現れたのは虚ろな瞳を持つ青年だった。


「あんたこそ誰だよ!」


 デウスが目の前の男に吠えた。


「……カルラ。」


目の前の青年は、自分の名前をカルラと答えた。


「カルラ様…?カルラ様はなぜこんなところに」


「……住んでる。」


カルラはそう話して、森の奥を指さした。

それはまるで森の奥に住んでいるように。


「つまりは森の奥に住んでいるのですか。でも何故?」


ユリアが聞くがカルラはゆっくり近づいていき、ユリアの頬を触り始める。

あまりに突然のことにユリアは硬直した。

デウスは怒りながら吠えている。


「……、優しい色をしている。」


カルラは気にも止めずに話しながら頬を触り続けた。

その目には懐かしいといった瞳をしていた。

なぜそんな目をしているのかユリアにはわからない。


「………魔族の気配。」

「え?」


カルラはふと視線をユリアたちが来た村の方向を見た。


「きゃあああああああっ!!!」


その瞬間、言葉とともに村の方から

悲鳴が聞こえてた。


「なっ、悲鳴!?」


デウスは驚きながら村の方向を見た。


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