第一話・異世界転生
俺は深い眠りから覚めるように
目を開けた
目の前には霧がかったようにぼやけている
「目覚めたかい?」
いきなり頭の中に変な声が響いてきた
「変とは失礼なこれでも立派な神なんだよ」
神だと?その神様が俺になんのようだ?
「いきなりで悪いけどお主には異世界にいっ
てもらいたい」
異世界?はぁなにいってんの
「いやわりと本気で」
嫌だといったら?
「いやお主には強制的にいってもらう」
なぜ?理由は?
「理由はお主が異世界に行くことを望んでい
るから」
はぁ?俺異世界に行来たいなんて思ったこと
ないんですが?
「おかしいな?今日異世界に行きたい人が
死ぬってことになっていたんだが?」
俺は知らねぇよ
「まぁいいかお主には異世界で使える能力が
あるんじゃし」
良くねぇよ!俺は異世界なんて望んでねぇ
「まぁきまったことだしなぁ」
決まったことだと!ふざけんな俺を元の世界
に帰せ!
「わかったお主に5つ物を与えてやる、それで
どうだ?」
なにがあるんだ?
「興味がわいたか」
いいから教えろ!
「まずこっちに来る前のお主、今からいく
異世界の最低限の知識、そして金、それで能
力だ」
ふーん
「なんだ!そんな興味を示さんような声は」
なぁ
「なんだ?」
俺が異世界に行くことはもう決定なのか?
「そうだもう一度決定してしまったのだ」
わかったよ、いくよいけばいいんでしょ
「おおじゃあ、早速」
ん?なにするんだ?
「じゃあ、頑張れよ」
は?ちょっとまてよ
「いってらっしゃい」
そして俺は意識を失った