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CACE1-2:課長の場合

今の魔法遣いって奴はローブの代わりにスーツをまとい、パソコン片手にせっせと仕事にはげむってのが通常だ

失望したか?

魔法遣いだって飯を喰わにゃならんし、税金だって人並みだ

                                 東京丸ノ内に本社をかまえる大企業・彩京商事・魔法課

此処が俺の仕事場だ

普段は

「経理二課」

として働いている

「霧人課長」

声を掛けて来たのは俺の唯一の部下、山岸与一

「夜の接待が入りました」

彼も魔法遣いの一人で優秀…というか俺よりも明らかに頭がいい

夜の接待…というのは

「魔法課」

としての仕事…いや任務といった方が良いのかもしれない。

「場所は?」

「東京湾に9時です」

「分かった。今日の残業は無しだ、書類は一課のネーチャンに回しといてくれ」

「あ〜あ、良いんですかぁ?春日さんキレますよ?」

「飯奢るとでも言っとけばいいだろ」

「毎日カップラーメンの人の言う台詞ですかねぇ」

「女と飯喰う時ぐらい奮発するっちゅうに」

「クスッ…はいはい」

           十五年前までは俺たち魔法遣いは軍によって管理され、密かに実戦投入されてきた。

だが戦争が終わりを迎えると今度は企業が俺たちを使うようになった。

連中は安定した生活と職をエサに俺たちを非合法のギャンブルに利用する。

掛けられるのは金・物・経営権…時には雌奴隷なんて変わり種もいるらしい

しかし、

実際に戦っている俺たちには関係ない話だ。

闘い続けている限り、勝ち続けている限り、職と金が保証されるのだから…

                                   五時…終業時間。

普段なら残業に追われているはずの俺と山岸は、その大きなビルを後にする。

冬の闇が賑やかな街を包み込んでいく…

魔法遣いの門出に打って付けじゃないか

そう心の中で呟くと自嘲のような笑みを浮かべて駅の方へと歩き出した。

ヘタクソな馬鹿がチョーシこいて勢いで書いたのです


どうかお目汚し(? にでもお使い下されば光栄の極みにござります〜♪

でわでわ?

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