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首吊り台から。



『会いたい。』


夜中の3時に、LINEが来て、

それは、元カレだった。


もう匂いさえ覚えてないし、

飛び終わった跳び箱には興味がない。


むかついたから、ブロックして寝た。


それから、僕の身の回りで、

不可解な出来事が起こり始めた。


ベランダの紫陽花が枯れてたり、

靴紐がほどけたり、

キュレルの化粧水が最後の一滴だったり、

電車に乗り遅れたり、

眠かったり、


そんな事ばかりがあったので、

僕は決心した。


近所のリサイクル屋さんに行って、

最初はマチューテを見た、

次に刺身包丁。


なんか、手が汚れそうでやだな。


あ。ライフルあんじゃん。


僕は中古のライフルを三千円で買って、

そのまま

時計台に向かった。


そこからは、遠くまで見える。



パン屋さんの近くを歩く、

元カレを見つけた。


匂いも覚えてないけど、たぶん。


で、こんなライフルなんてのは、

狙うから当たらないので、

僕はそっぽを向いて、

引き金をひいた。


3発。


弾丸は、パチコーン。



さあ、


僕は、首吊り台に向かわなきゃね。







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