ひさしぶり
井守俊
昔はよく喋り、よくはしゃぐ性格だったが、小学校に上がってから少し落ち着いた性格に変わって行った。
小鞠陽菜
いつも明るく、元気な子。よく笑う。
向日葵のような女の子
あくまで物語を作る練習なので大目に見てください。
漫画家になるためにはやはり物語を作る力は必須!
絵も練習してますが絵だけじゃダメだと思いました
今日は絶好の釣り日和。夏休みに入ったばかりの真夏
俺、井守俊は今父親と釣りに来ている。
井守俊は中学2年生、14歳だ。
毎月釣りしに行くのが俊の楽しみだ
午後5時から家を出て、2時間かけて天草に着く
そして夜釣りをする。
場所は熊本県天草市の岩谷漁港という漁港だ。
超田舎の山奥の漁港だ。
ここにくれば大体釣れる。
「やっと着いたー…。座りすぎて尻痛い。」
父親が車から色々下ろし、釣り場まで運ぶ。
「お前も運べ」
「はいはい。運んであげるー」
そして、運び、仕掛けを作り、すぐ釣りを始める。
「アジ釣れんかな。」
数分後
「あんま釣れんけんあっち行ってみるー」
「暗いけん気をつけろよー」
「分かったーー」
数分釣りをしてもなかなか釣れない為、
少し歩いて別の場所で釣りをしてみる事にする。
「結構遠く来たな…。」
そして少し糸を垂らしてみる。
漁港に一台車が停まる。別の釣り人が来たようだ
「夜釣り大体人いないし珍しい。夏休みだからかな」
俊のいる方で釣りをするようだ。
来たのは父親と同い年ぐらいの女の子っぽい。
「(同い年やん…、横来んな。もう少し奥で釣れ。)」
人と話すのは苦手なのでなるべく距離を取りたい、が
その女の子は横で釣り始めた。
「(なんでだよ!話したくないな…)」
女慣れしていない。俊は陰キャだ
すると、
「あの、今釣れてます?」
話しかけられる
釣りをしていてこの質問は確実に聞かれる。
だから横に来ないで欲しかった
「あ、えっと…、まだ来たばっかで……」
「来たばっかなんですね。一緒に頑張りましょー!」
一見、明るく、天真爛漫そうな女の子だ。
どこかで見た気がする顔立ちだ
「あ、はい。頑張ります…。」
そして釣りをしていると、
たまにチラチラと見られている気がする
そして女の子が少し距離を詰めてくる。
そして予想外の質問が飛んでくる
「あの…、もしかして井守俊?」
なぜ自分の名前を知っているのか…。
「え?な、なんで俺の…?」
「その反応…やっぱり!俊くんだ!覚えてないの?」
呼び方、表情、完全に思い出す。
井守俊には幼馴染がいた。
小学生になるくらいの頃に引っ越しして別れた女の子
昔から天真爛漫で、向日葵のような笑顔を浮かべる子
その笑顔で思い出した。
小学生になる前だから8年ほど前だろう。
「もしかして…、陽菜ちゃん?」
小鞠陽菜。昔よく遊んでいた幼馴染。
「そう…!陽菜だよ……!」
会えて嬉しそうだ。
「変わりすぎてて…、気づかなかった……」
「えへへ、大人になったかな。」
「いや、中身はそこまで…。」
「え!?なにそれ!変わったって言う流れでしょ!」
「だって変わってないんだもん。
ま、そのおかげで気づけたんだけど。」
「ならいっか!俊くんは、めちゃくちゃ変わったね」
「え?そう?」
「少し立ってみて?」
言われた通り立ってみる。
「デカっ…!?身長いくつあるの!?
いや、本当に変わりすぎでしょ…。」
「一応、180……。」
「180!?中学生だよね!?」
「うん。同い年だよ。」
「へぇ…。そ、それもだけど…!俊くんは中身も変わりすぎ!」
「え!?な、中身!?」
中身はそんなに変わった思っていなかった
自分で自分の変化には気づかないものだ。
客観的に見れば変わっているのかもしれない
「そう。中身!昔はもっと…こう……、おしゃべりじゃなかった?ずっっと喋ってたし、ずっとはしゃいでたじゃん。」
「そうだっけ」
「うん。でも今は落ち着きすぎじゃない!?
別人じゃん。顔だけで俊くんだって判断できた私の事もっと褒めてよね。」
顔も変わってるはずだ。
多分顔の特徴を覚えていたのだろう
執念が幼馴染というよりストーカーだ
「そう言われれば…、落ち着いた、かも?
まぁ、確かに顔立ちだけで判断出来たのは凄いわ…。てか凄い通り越して少しキモい…。」
「えー、どこがキモいの。
別に幼馴染の顔覚えてるの当たり前じゃない?」
「いやいや、8年ぐらい経ってるんだし、顔ぐらい変わるって。昔の顔覚えてても普通分かんないでしょ。」
「確かに!でもなんかピンと来たんだよねー。」
2人は釣りはしているが話に夢中になっていて、釣りは適当になっていた。
「そういえばさ、タケちゃんは元気?」
西園寺タケル。俊のもう1人の幼馴染。
俊とは真逆で、いつも周りには人がいるような陽キャ
昔、俊、タケル、陽菜の3人で遊んでいた。
陽菜がいなくなっても、一緒に遊んでいた
夏休みは比喩なしで毎日遊ぶほどの仲だ
「あ、元気だよ。昔と同じで言動がめちゃくちゃ。」
「そっちは変わってないんだ。」
その時、父親に呼ばれる
「そろそろ行くぞー。」
「あ…。陽菜、連絡先交換しない?」
「良いよ!」
子供の頃はスマホなど持っていなかった為、
連絡先交換のチャンスがなかった。
だが、中学生の今会えたことで連絡先の交換が出来る
「LINEで良い?」
「オッケー」
そしてLINEの友達登録を済ませる
「…またこの辺来る時連絡するから。また会いたい」
「うん!俊くんが来るなら絶対会いに来る!」
「じゃ、また今度!」
手を振り、車に乗る。
去っていく車を見ながら
「俊くん行っちゃった……。
なんか…、大人っぽかったな…」
それは身長の話ではない。
そして車の中、窓から景色を見ながら
「(また会えたら良いな…。)」
次いつ会えるかは分からない。
だが、2人は会える事を楽しみに過ごすのだった
俺も昔、小さい頃に引っ越した幼馴染がいたんですよ。
保育園の年長の頃だったので名前以外覚えてない。
男の方の幼馴染は今も友達だしよく遊びます。
引っ越した幼馴染の子は今何してんだろうか。




