解説
オリジナルがあまりにもう◯こだったので新しくリメイクしました。この先はリメイクを基準に話が進みます。
この度は私の拙い小説を読んでいたただきありがとうございます。公の場に出す物はこれが初めてなので俗に言う処女作と言うものになります。15分程度で読める様な短編を意識して書いていますので必要最低限の描写しかしていません(ちょいちょい書き足したり減らしたりはします)またシリーズ物ですので現段階では描写できない事や物が多く結構苦労しました。現時点で考えている物では5〜6つ程の物語でひとつの晦シリーズにしようと考えております。本当は序破Q:||がカッコよくて好きなのですが。今回の煙草は頭の中の構想では問題提起編みたいに考えてくれるとわかりやすいと思います。解答編の構想もあるのですが、物語の根幹に関わってしまいますので最後の方に書きたいと思っております。一応今後の伏線と煙草の物語内で完結する伏線どちらも意識して書いています。これより下は物語の解説をさせていただきます。
小ネタ:登場人物の名前は小金井市にある町を入れています。
緑ノ助→緑町 桜史郎→桜町
キキョウ=桔梗の花言葉は「永遠の愛」、「変わらぬ愛」
(ネタバレ注意)考察等したい方は読まないでください。
この物語は時系列をバラして構成しています。章の初めに季節の描写を入れているのでわかりずらいかもしれませんが意識するとわかりやすいかもしれません。
結論から述べますとプロローグの口のない男(女の子の会話を盗み聞きしてるやべーやつ)は緑ノ助です。深々と付けたマスク〜が伏線となっております。ラストで4本目を吸った罰として二度と煙草が吸えない体になってます(口の無い男)
1本目 朝に1万円の現金が欲しいと願う
2本目 桜史郎を呼ぶ
3本目 彼女に会いたいと願う
4本目 動揺して願い無しに吸ってしまう
3本目の願いは彼女が既に故人であるため叶っていません。物語の根幹のテーマとして自業自得や因果応報があります。自分がしたことや、やらかしてしまったこと(罪)にはそれ相応の罰が与えられる物だと考えております。血も涙もない化け物であるが、それは人間の尺度で見た場合である。ただ公平であるというのが晦様です。いろんな姿に化けることが出来ます。まあ神様みたいなものですからね。ほらあなたの隣にも……なんて茶番は置いといて。概ねここら辺がこの煙草で疑問になる点だと思います。これに書かれていないことは今後の伏線になりますのでご容赦願います。次回作のタイトルは「料理」来年の寒くなり出した頃に上がると思います。ぼちぼち付き合ってくれると嬉しいです。
沼下 百敗