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異世界は剣と料理と現代知識で  作者: わかね
序章  はじまりの町編
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002 夢の中では冒険者で

ここはどこだろう。

ベットで寝ていたはずなのに、石畳の道の中央に立っている。服装も甚平だったのに半袖白無地のシャツと濃紺のズボン。ベルト代わりの紐で縛ってあり、右腰に小さな小袋が結えてあった。

影がほぼ真下に出来ているので正午位かな?


行き交う人々は西洋系の面持ち。周囲の建物も石造りの3階建がメインで、比較的大きな建物には看板があるけど、文字はアルファベットでも日本語でも無い。なのに聞こえて来るのは日本語というアンバランスさ。


そして何より、ほとんどの人が武器を携えている。

武器も大剣だったり、弓や刀など多岐に渡る。


見知らぬ場所と人々で不安になる。

雰囲気はさっきまで母ちゃんとプレイしていたゲーム

そのものなんだけど、ゲームの中に入れるとかありえないし、転生とかやだよ。

リアル……大丈夫だよね?


身動きが取れずにいたけど、先程の看板を注視すると

『宿屋』&『冒険者ギルド』と意味が直接理解出来るようになった。


不思議な感覚を思いつつ、このままじっとしていても仕方ないので、この世界を知るべく冒険者ギルドの建物へ。


建物はかなり広く、バスケットコート位の大きさ。2階と3階部分は吹き抜けで、かなりの解放感がある。建物の全容は見えないが、奥まった所が宿泊スペースだろう。

広場の半分は飲食スペースのようで4人掛けの丸テーブルが10ほど。ただし、今は営業していないようで、椅子が逆さなってテーブルの上に置かれてた。


もう半分がL字型のカウンターになっていて、『宿泊、食事』『買い取り』『S.A受け付け』『B.C受け付け』『D受け付け、登録』と分かれている。


おそらくランク分けであろう。当然のように『D受け付け、登録』のカウンターに向かう。

黄緑色のエプロンドレスを着た20歳位のお姉さんが応対してくれた。


「すみません。新規登録をお願いしたいのですが。」

『新規ですね。それでは、こちらの水晶球に手を載せて下さい。』


カウンターの上の水晶球に手を置き、お姉さんが木の杖を水晶球にあてて何やら呪文を唱える。


(あれ?『一狩り行こうぜ』に魔法ってあったっけ?)

水晶球はスマホ位の大きさに変形し、さらに右手の中へ収納された。どういう仕組みなのか、さっぱりわかりません。


『登録完了です。Dランクの依頼のみ受け付け可能です。50ポイント集めると、D D(ダブル D)にランクアップします。頑張って下さい。』

営業スマイルと共に説明受けた。

ちなみに登録料は無料。


収納されたギルドカードは反対の手を手首に触れると手の甲に浮かび上がる仕組みで、これなら紛失や盗難の心配は無い。

ちなみにランクはSSSからDまでの15段階だそうだ。


討伐系の依頼は受けず、収集の依頼を2つほどクリア。

(薬草50本とキノコ25本)

銀貨1枚と銅貨25枚を受け取り、宿代と夕食代で銅貨50枚支払う。


銀貨1枚=銅貨100枚の貨幣価値はこの時理解出来た。


夕食は………何の肉か分からないが、塩味の焼いた肉(100g位)と硬めなパンが2つ。塩味の具の無いスープが小さなボウルに入って添えられていた。

胡椒が欲しい所だけど、食事に贅沢は言ってられない。

武器、防具も持ってない状態だしね。


6畳位の部屋に入りベットに横になると、疲れからかすぐに眠りについた。


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