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才女は悪役令嬢  作者: アガパンサス
第一章 目標決定 成功なるか!
3/24

番外 クフャリアル

もうサブタイトルを考えてあるやつは、数学と一緒にそれを書きます。

面会の一週間前 王城秘密部屋

「お前の婚約者は、ルンド・アイリスにする。」

「ちょっと待ってください!ルンドって貧乏公爵家じゃないですか。」


「ああ、その公爵家だ」

「なぜルンドとなんですか?」


「王族の血をひいているからだ。」

「っく、それなら仕方がありません。分かりました」

「ああそうそう!あそこはプライドだけは高いから落として来いよ」


(っえ!まあいいか俺に落とせない女はいない)

《なあ、あんた本当に10歳か?絶対に20歳前後だよな》



面会当日 ルンド家



「お嬢様はこちらでございます。ではごゆっくり」


「っあ、どうぞお楽しみください。」

(ッフ落ちたなこれは、顔は本物の様に見えるが作り顔の可能性がある。が、周囲の反応と貴族用語を忘れているのが決定的な証拠だ!作り笑いでこれなら本当の笑顔だとどうなるのだろうか?っと表情を戻さないと)


《なあ、あんたやっぱり20歳前後だよな。7歳で貴族用語は使わねえよ!お前は7歳で使っていたけどお前以外に貴族用語を使う7歳はいねえよ!勘違いするなよ大人が!いや探偵ごっこをしているのを見れば子供か?》


「私は、アイリスです。王太子殿下」

「堅苦しい言い方は止めて私の事はクフャリアルと呼んで」

「はい、クフャリアル様」


(っげ、なぜ隣なのかなー?普通、前でしょ!作り笑いだけども効きすぎたのかな?この子嫌いだな)

《ッフ、クフャリアル・・言いにく!リアルでいいや。リアルもお子ちゃまだなー何でこんなのを20

歳前後だと思ったんだろうか。恋は盲目と言うでしょ。まあ恋じゃないけどね》


(将来の妻になるんだから色々と質問しーよっと。・・・・・・・・・・・・・・・・この子当たり触りのない答えしか言わないな。しかし、資金難か断れないように条件として資金を渡そうかな。



っあ時間だ。それじゃあ婚約を前向きに考えていると伝えよう。おお気ずいた。この笑みって周囲の反応を見ると本当だよね。じゃあ作り笑いはどんなものだろう?)


《いたーーー!貴族用語使う7歳がここにもいた!どうしよう?これじゃあ反論できないじゃんかどうしてくれんの。これ!》




王城秘密部屋




「どうだった?ちゃんと落としたか?」


「ええ、ちゃんと落としましたよ。簡単でした。

ああそうそう婚約をすれば、補助金を出すと言えば喜んですると思いますよ。」

「分かった、ありがとう。」


「いえ、当然のことをしたまでです。国王陛下」

「ここは公共の場じゃないんだから。昔のように父上と呼んでくれないかな。」

「喜んで」


(何で言わないといけないんだよ)

「お前、本当に10歳か?」

《そうだ!もっと言ってやれ‼》


「なにを言っているんですか。れっきとした10歳ですよ。」

「本当の10歳は父を国王陛下と言わないし、7歳の時には、内心で毒ずいているのに言葉では全く違う言葉も言わないし、作り笑いもしない純粋な子だ。後の2年で成長して、お前みたいになるがな。だが、10歳の時は、お前みたいな腹黒とは違う!お前のせいで何人犠牲になったか。」


《そうだ!もっともっと言ってやれーーー》


「何を言いますか

父上だって私と同じだったと聞いていますよ。」

「それとこれとは違うって誰から聞いた!その話」


「今は関係ないでしょ。その話は」

「いいや関係あるね、その話は状況が悪くなるから。さあ吐け!誰から聞いた!」


《脱線していますよー戻って戻ってーーーー》

「ッフ教えるわけがないじゃありませんか。みすみす切り札を手放す馬鹿じゃありませんよ、私は」


「そこが可愛くないんだよ。お前は。」

「男に可愛げは、必要ありませんよ」

「おまえなー大体……………」

「…………………」



《…………………!》






ベットに横になっても眠れません。どうしたらいいのでしょうか。

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