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才女は悪役令嬢  作者: アガパンサス
第一章 目標決定 成功なるか!
20/24

17 酒

《けど少なすぎじゃない!そんなに少ししか酒を飲んじゃいけないってなったら皆の不満が溜まるよ!》

だから、特に制限していないんじゃない。それと、不満を酒に向ける為に制限していない所もあるわ。

まあ、微々たる程しか効果はないけれど


《それって意味あるの?》

あるわよ。“塵も積もれば山となる”って言うじゃない。まあ、酒が原因で失敗する事もあるけれど

《例えば?》


暴れたり、重要な事を洩らしたりするわ。

《“酒は飲んでも飲まれるな”ってね》

あら、よく覚えていたわね。


《すごいでしょ》

そうね。

他にも、“酒は諸悪の基”とか“酒は百毒の長”とか悪いことわざもあるわ。


けれど、“酒は憂いの玉箒”とか良いことわざもあるの。

そして、よく大人が使う言い訳は、“御神酒上がらぬ神はない”よ。

《なんて意味?》


“神様でさえお酒を召し上がるのだから、人間が酒を飲むのは当たり前だということ”という屁理屈よ。

《屁理屈?》

だって、神が飲む酒と人の飲む酒は格が違うんだもの。


天と地の差ほどあるわよ。もしかしから、それ以上かもしれないけれどね。

だから、神は人が飲む酒は飲まないのよ。飲むのは献上された凄腕の職人が作った酒かしら、まあ神から見て美味しそうだったら飲むと思うわ。


《いや、違うと思う》

私が“そうだ”と言うんだからそうなのよ。

《そう》


「これを食べさせれば、飲む度に悪酔いするんだね?」

「そうだけど、飲酒後2~6時間に現れるからすぐには分からないよ。」

ちなみに二日酔いは飲酒後8~14時間前後に現れます。


「分かった」

「で?何の料理に混ぜ込むの?」

「何にしようかな?」


「バター炒めとかはどう?」

「うーん

めんどくさいしな、刻んだものを適当に入れてしまえ!」


「え?大丈夫なの?それ」

「大丈夫、大丈夫、あいつらに味なんて分からない」

「そう?」


「そう!」

「ふーん、じゃあ良いけど」

《いや流石にわかるでしょ!》


同感

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