1 誕生
気まぐれに投稿します。容姿の情報はあえて書きません。何故なら他人に決められるよりも自分で考える方が想像しやすいからです。
「アイリス、お前との婚約は破棄する。お前の家の不正の証拠は確認済みだ!ルンド家は罰として降格だ!」
「そんな!王太子殿下お考え下さい!なぜ、領地剥奪ではないのですか!証拠が足りないのならここにありますからどうか村だけでも、王族の領地にしてください!森は別にいいですから!」
「っえ?さらに罰を重くするのか?」
「っえ?逆に殿下は、何が嫌だと思ったのですか?」
「婚約破棄」
「あり得ませんよ。だって私殿下の事は好きじゃないですもの。逆に嫌いですよ。っていうか、婚約破棄は、もうとっくに済んでいますよ。」
「どうゆうことだ?」
「だって私昨日縁を切ったからただの平民だもの。昨日、飛び級になったから卒業できるし。卒業式も頼まれたから出ただけですから。不正は、縁を切ったので無関係です。」
「じゃあ、貴族への嫌がらせ行為は?」
「その時は、公爵令嬢でしたから。」
「っう」
「それよりも殿下、領地剝奪を罰にしてくれませんか?」
「ああ、領地剥奪も罰に入れる。」
「でしたら、もうここに用はありませんね。ではこれで。」
(フフッやっとここまで来た。長い道のりだった~。頑張った自分に拍手。パチパチパチパチ)
“アイリス”という名前の賢く優しい女の子がいました。その子は生まれてから言葉を普通よりも速く理解しました。理解してしまったのです。その子が初めてちゃんと聞いた初めての会話は
父親「何で子を産んだんだ!我が家には子を育てるお金は無いぞ」
母親「まあ!マイオンだって賛成していたじゃない」
マイオン「それは男だと思って男だと働きに出せるから」
メイド「まずはこの子をどうするのかを決めるのが先です。」
母親「そうだったわね。どうする?孤児院にでも預ける?」
マイオン「いいや、プライン。そこを人に見つかったら村1つと森しか領地がなく、更に子供を育て
る金も無い名ばかりの王族の血をひいている貧乏公爵家と馬鹿にされる。ったく何でこんなに金が無いんだよ。」
プライン「それは貴方が賭け事で100万円を賭けて負けたからでしょ!」
マイオン「っう。それは俺だけじゃなくてお前もだろ。ドレスやら宝石やら社交界の準備やらに一体どれだけのお金がかかっていると思っている!」
プライン「それは・・あーー!いっその事、一応子供を産んだと言っておいて、下働きとして育てれ
ば最低限の食事で後は貴族の常識を教えれば済むことない?それにお仕置きと言って虐めれば日々の鬱憤も果たせるし。」
マイオン「ハハハ、それはいい案だな!おい、下働きの教育はできるな?」
メイド「お任せください。厳しく教育をしてもいいですか?」
マイオン「ああ、いいぞ」
メイド「では」
アイリスは悲しみました。どうして生まれて直ぐに要らないと言われるの?と
そこから会話の通りに厳しい教育が始まりました。
物語を書くのはこれが初めてなのでご指導お願いします。父親と母親の名前の由来は、プラスイオンとマイナスイオンから取りました。