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【超・生徒会】

 【超・生徒会】

 「ていう、この高校の生徒代表メンバーだよ」

 タカシの代わりにミツルがそう答える。

 「超?」

 「超凄いってこと。歴代生徒会最強・無敵のメンバーって言われてる」

 「誰が言ってんだ」

 魔王に妙なことを吹き込むな、とタカシがミツルの首を軽くしめる。しかし、彼女達がこの高校内はおろか町全体でそう呼ばれているのは事実だった。

 「まぁ、あいつらのおかげで少し荒れてたこの学校が静かになったけどな」

 不良達がたまり場だった屋上へ立ち入らなくなったのも、彼女達のおかげだ。カナと婆さんに絡んだ不良達も思うようにいかなくなってか、「何が『超』だっ」とそれに腹を立てていた節がある。

 「ごくわずかに残る反抗勢力もあるけど、生徒からPTA・町内会まで幅広く支持を受けてるのは確かだ」

 ここの町長や市長の顔、区歌よりもはるかに知られているのだ。

 「……ふむ。平民共に圧倒的な支持を受ける連中、か」

 「気になんのか?」

 タカシの言葉に、魔王が小さくうなずいた。その反応も少し妙なもので、ぶつぶつと何かつぶやいている。

 「また何かたくらんでるんじゃねーだろーな」

 「違うのぅ」

 「何か悩みでもあるのかぁあっ! 相談に乗るぞぉおっ!」

 アンナの力強い言葉に、魔王がちらっとその視線を向けた。何かを確認したのか軽くうなずき、タカシとミツルの顔を交互に見て言った。

 「あやつらから、勇者のにおいがする」

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