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掌編小説集1 (1話~50話)

タイトル

作者: 蹴沢缶九郎

とある専門学校。ここは、声優、アニメーター、作家等を目指す人達が通う専門学校である。


ライトノベル作家を目指す生徒達が集まった授業。講師がホワイトボードに以下の様な事を書いた。


・「勇者」「魔王」「竜」といった存在しない架空の職業や生物名の使用の禁止


・「ヒロイン」「妹」等、女性を連想させる言葉の使用の禁止


・「○○なわけだが」「○○かもしれない」「件」の使用の禁止



講師が生徒達に言う。


「では皆さん、以上の条件を守ってライトノベルのタイトルを考えてみて下さい。」


教室内がざわつく。ある生徒は頭を抱え、


「む、無理だ…。そんなの無理だ…。」


と震えており、またある生徒は、


「先生!!それはどうしても守らなくてはダメですか?どうしてもですか!?」


と涙目で訴えていた。


その日、クラスの半数の生徒が学校を去る事を決めた。

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― 新着の感想 ―
[一言] ひらがな4文字の時代に逆戻り
2015/11/20 08:23 退会済み
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