一話
一話?と言いたいような内容ですが……
文章が安定してないですね。精進します
3/16追記
「鍛冶」「主人公アルト」が小武内真人様の「金属オタクの鍛冶屋事情」と同じですが関係ございません。詳細は後書きにて。
ボクの名前はアルト=ルーディン。
春からアウライナス国にある大陸最大の学園フィルファーズに通う学生だ。
フィルファーズは貴賎問わず門を開くことでも有名な学園で、毎年多くの生徒を迎え、輩出し、今では一つの都市みたいにたくさんの人でいっぱいだ。
学科はいろいろあけれど大まかに分けて3つ。
まずは「剣術科」
武器を駆使しての戦闘を主とする学科で、貴族が主な割合を占める騎士クラスと一般の市民がほとんどの傭兵クラスに分かれてるんだ。平等を掲げる学園だけど、外の学科にくらべて貴族と一般市民の区別が一番顕著。血の気の多い人達が集まっているから一番諍いが多いんだって。
ボクの友人いわく、運動神経が「どっかでプッツリ途切れてる」ボクにじゃあ絶対入れないところ、だって。失礼しちゃうよね。
つぎに「魔法科」
内なる力、魔力を駆使して活躍する人達の学科。外の学科に比べると人数が半分以下しかいないんだ。才能に左右される学科で、魔力がなければ入れないから仕方ないよね。魔力の有無が血筋にも多少は左右されるから、ほとんど貴族の人達。でも、ちゃんと一般の人達もいるよ。希少な能力っていう共有感があるのか剣術科に比べれば衝突はあんまりないんだって。
戦闘に従事する攻撃特化の黒魔法クラス・治癒や補助に特化した白魔法クラス・精霊や霊獣などを呼び出し使役する召喚クラスがあるっていってた。
目に見えない力を操る為なのかおかしな・・・えっと、少々個性的な人間たちが多いのも特徴かもしれないね。
最後に「創具科」
ボクが通うのはココ。
剣士や魔法士達が命を預けるといっても過言ではない彼らの武器や防具、さらに携帯アイテムなどを創作する鍛冶クラス・錬金クラス・宝飾クラスがある学科なんだ。腕しだいで一攫千金も夢じゃないから一般の学生がいっちばん多いんだって。
一つの学年の半分はここ創具科の人っていうくらい多いんだ。すごいよね。
国が人材を発掘するための場でもあるから授業料もそこまで法外なものでもなく、入学資格も15歳以上であることってだけで誰でも入学できるところ、それがココ学園フィルファーズなんだ。
友人いわく
「アルトみたいな天然受け入れてくれるのってココくらいなもんだよな」
だって。ほんと、失礼しちゃうよねっ!
「ボクだってやればできるんだっ」
っていったら笑いながら頭なでられた・・・・・
うぅ~今にぎゃふんっていわせてやるんだからっ。
前書きでの追記の件について。
一話をアップした次の日、小武内真人様の「金属オタクの鍛冶屋事情」という小説で、「鍛冶」「主人公の名前がアルト」というのが重なっていることが分かりまして、(誰に言われたのでもなく自分で見つけるのってどれだけ運なんだろう。しかも次の日・・・)後々ご迷惑をかけてしまうのも怖いので重なってしまった旨を連絡いたしました。
ご返事をいただき、そのままでも大丈夫だとお許しをもらいましたので、このまま続けて生きたいと思います。
寛大な小武内真人様に感謝です。
次話からちゃんと主人公が出てくるはずっ(汗