第021話-3 週末は山で コテージにて
視終わったところで夕食の仕上げを始める。
ヤマメは借りてきた七輪に火を付けた炭を入れて、塩をまぶして塩焼きにする。
イワナは土鍋に醤油や酒などの調味料、昆布と一緒に内臓を取り出したイワナを入れて炊き込みご飯にした。炊けた後にイワナの身を解して、ネギと一緒に混ぜる。
ニジマスはホイル焼きにする。アルミホイルに野菜をカットしたものを入れニジマスの切り身を乗せ、バターとコンソメ適量乗せて包みグリルで焼いた。
あとは野菜炒めと市販のポタージュスープを出して完成。
「夕食が出来たぞ。川魚三昧だぞ」
「炊き込みご飯、美味しそう。こういうのってレトルトでも無いからヤマトの料理は凄いね」
「鮭のホイル焼きをよくヤマトが作ってくれるけど、ニジマスも美味しいね」
「どんどん食べてな。炊き込みご飯は余ったらおにぎりにするから食べられる分だけでもいいぞ」
俺はヤマメの塩焼きを食べる。いつも塩加減が微妙にうまくいかないんだよな。やっぱり経験がものを言うんだろ。
たまにしかやらない俺にはなかなか難しい。
他のは別の料理で同じような物を作ってるから大体失敗はしないはず。
セイラもアリーシャも美味しそうに食べてくれている。
2人が美味しそうに食べてくれるのがいい。いつも次は何を作ろうかと考える。
料理が出来ても1人で食べるのはやっぱり味気ない。今までセイラが一緒に食べてくれたし、今はアリーシャも一緒だ。こんなに嬉しいことはないな。
デザートにロイヤルミルクティーのシャーベットを作って来てるから、お風呂上がりにでも食べよう。
3人共腹一杯ご飯を食べてしばらく横になっていた。
ちょっと行儀は良くないけど、まぁ3人だけなんだしとゴロゴロベタベタしながら食休み。
それも落ち着いて、アリーシャがお茶を出してくれて、セイラを膝枕しながらお茶を頂く。
美味しいお茶を飲みながら明日の話をする。
明日には帰るので、その前に近くでやっている朝市で地元の野菜やお菓子を買いに行く予定。結構大きくやってるので見るのだけでも意外に楽しい。
さて、そろそろお風呂に入ろう。外も暗くなり星空が見えてきてるので、お風呂でゆっくり見れそうだ。
俺が先にお風呂に入って髪を洗っていると2人が入ってくる。家でもそうだけど脱衣所から一緒なのは恥ずかしいらしい。
2人が俺の身体全体息子も洗ってくれて、その後俺は2人の髪を洗う。流石に何度も身体を触っているとはいえ、洗うのはちょっと気が引けてセイラとアリーシャがお互いを洗っている。
それから3人湯船に漬かり、夜空を眺めながら2人の身体を触って気持ちよくさせながら温泉を満喫する。
「ヤマト、チュー」
「セイラ、チュー。気持ちいいか?」
「うん、もっとぉ」
「ヤマト、こっちももっと気持ちよくして。チュー」
「ああ、アリーシャ。可愛がってあげるよ。チュー」
とか、寝る前に向けてお互いの気持ちを高ぶらせていった……
………………
…………
……
それからお風呂から上がり、身体に水気を拭き取ってベッドルームに移動し本戦に移る。
今日は口や胸を使った攻撃に俺は防戦一方になり、白い弾丸を無駄撃ちしてしまった。しかし、その分2人には天国を見させてあげた。
そのままの格好で一旦休憩に入り、家で作ってきたロイヤルミルクティーのシャーベットを取り分けみんなで楽しむ。
「うう~〜ん、美味しいよ、このシャーベット。もっとぉ頂戴」
「ヤマトのこのシャーベットは絶品なんだから。丼1杯でも食べられるよ」
「それで腹を壊したけどな。美味しいなら良かったよ。
また、他のフレーバーのシャーベットを作るから楽しみにしてな」
クールダウンしてからまたベッドルームに戻り、本格的に夜を楽しんだ。
回復ポーションを準備しておいたので、2人の体内に白い弾丸を何発も撃ち込み、みんな果てて眠りについた。
いつの間にか眠っていて、みんなで抱き合って寝ていた。
そろそろ起きて朝食を食べないと、朝市に遅れてしまう。
3人一緒にお風呂で身体を洗い、着替えて朝食を作る。
昨日の内にバゲットを切って卵液に漬けておいたので、たっぷりのバターを使って焼いていく。
軽く焦げ目をつけて、表面をカリッと、中はトロリとしたフレンチトースになった。それに昨日残しておいたロイヤルミルクティーのシャーベットを脇に乗せて、更にチョコレートソースをかけて2人に出した。
「お店のスイーツみたい。美味しそう」
「ちゃんと美味しいよ。それぞれ単独で美味しいんだもん」
「さあ、食べようぜ。朝市まであんまり時間がないからな」
「「うん。でも、もっと食べたいよぉ」」
「体重が増えるぞ」
「大丈夫、夜にまたヤマトと運動するから」
セイラ、またそんな事を。まぁ、食べた分のカロリーくらい消費出来るだけの運動をして可愛がってあげるけどさ。
そんなことより早く食べないと頼んでるモビリティが来るぞ。
俺は味わいつつも早くフレンチトーストを食べた。
その後はまだ食べてる最中のセイラの髪を整えて、服も準備しておいた。
アリーシャはみんなの分の食器を洗ってから着替えに行った。
なんとか頼んだモビリティの到着時間に間に合わせ乗り込んだ。
甘いものもあるっていうと、セイラはそれを目当てに行く気になった。
コテージからそれほど離れていないからすぐに着いた。
朝市は周辺の農家さんの農産物や加工品が販売されている。野菜はうちのじいちゃんが作っているような美味い野菜が多く、他にも珍しい海外の野菜もあって楽しみだ。
加工品は漬物が多いけど、干し柿や干し芋、おやきや饅頭のようなその土地のお菓子なんかもある。おやきはあんこやかぼちゃのような甘いの以外にも野沢菜漬けが入っているものもあって、味が色々で楽しい。
「ヤマト、あんことかぼちゃのおやき買って!」
「ヤマト、私も食べたい」
「はいはい、俺は野沢菜漬けのにするかな。すみません、お願いします」
おやきは摘みながら歩き、野菜を物色していく。
特に海外産の品種の物を買ってみる。パスタや添え物に使えるから試してみたい。その辺農家さんにも話を聞ければと思う。
芋類もセイラが好きだから買っていく。じゃがバターみたいに手間をかけなくても美味しく食べられるし、保存も効くし。
1時間くらい朝市を歩きながら見て行った。色々いい野菜が手に入り、今日の夕食に使おうと思う。甘い物も結構色々あったので買っていった。
ただ、イナゴやスズメバチの幼虫とか馴染みのない昆虫食があったので、俺は試食させてもらったけどセイラとアリーシャは怖がって食べなかった。スズメバチの幼虫は美味しかったのに。
朝市を十分堪能したのでモビリティを呼んでコテージに戻る。
帰る前にもう一度温泉に入っていこう。
ゆっくり温泉に入りながら2人の身体を可愛がっていく。そして、3人で愛し合いながら、2人の身体に愛を注ぎ込んだ……
帰り支度も済ませ受け付けに行く。
おじさんに鍵を返し帰りの挨拶をする。
「ヤマトくん、お嬢さん方、お楽しみのようだったね。これなら君の子供が早く見れそうだ」
俺もセイラもアリーシャも一気に顔が真っ赤になった。どこかにカメラでも取り付けてあるのか?このコテージは。
確かについさっきまでお楽しみだったけど。
「おや、本当にお楽しみだったのかい?それなら早く君達の子供が見れそうだ。その時は連れて遊びに来てね」
くっそぉ、カマをかけられてただけだったのか。
未だに顔が真っ赤な2人が俺の腕に絡みついていたまま精算を済ませ、コテージを後にする。
来る時は楽しみでいっぱいだったが、帰りは恥ずかしさでいっぱいだった。その分それだけ3人で楽しんだんだけど。
そして、この施設の入口まで3人仲良く歩き、モビリティを待つ。
「セイラ、アリーシャ。大丈夫か?」
「大丈夫だけど恥ずかしい」
「うん、自分達が好きでしてる事だけど、人に言われると恥ずかしいね」
「当分ここには来れなさそうだな」
「「えぇ~、また来ようよ。家だと隣に両親がいると思うとねぇ?」」
2人がお互い顔を見合わせて、可愛いく意味深な事を言ってくれる。
それならまた3人で出かけて愛し合いたいな……
「じゃあ、また別の所に旅行に行こうな」
「「うん!」」
3人で1泊2日のお泊り旅行だったけど、楽しんでくれたなら良かったよ。
俺の両親が帰ってこなければ家でも同じような状態だけど、どこかに出かけるだけで気分が変わるし3人の気分も盛り上がるからまた行きたいな。
ただ、お金がかかるからいくらでも行けるわけじゃあないけどな。
でも、また企画しよう。3人仲良く思い出を作りに。




